「 水彩画 」 一覧

水彩絵の具について

2014/05/25   水彩画

爪木崎の朝日 10号 朝日と夕日は描かれた絵では一見似ている。しかし、その場に立てば全く違うものである。この全く違う空気を書きたいと思っている。 水彩画は水彩絵の具を使う絵である。水彩絵の具は  ... 続きを読む

水彩筆について

2014/05/19   水彩画

瀬戸大島から見た2つの島 10号  水彩筆は大きくは、日本画の筆から来たものと、ヨーロッパのコリンスキーに代表される水彩用のものがある。日本画の筆は、文字を書く用途から始まっている。文字が書き  ... 続きを読む

児島善三郎の作品

2014/05/11   水彩画

下田港 10号 根姿山から描いた。 児島善三郎の作品は学ぶものがある。具体的な影響を受けた先生である。モネ、マチス、ボナールと好きな画家は数多くいるが、抜き差しならない形でその絵作りの方法を教  ... 続きを読む

下田の写生地、水彩人研究会

2014/05/10   水彩画

昨日まで、水彩人の研究会が行われていた。とても充実した時間が過ごせた。下田には何十回も描きに行っていると思うが、いそかぜに泊まったのは、4回目である。「いそかぜ」は部屋から海が一望である。下田  ... 続きを読む

水彩紙について

2014/05/07   水彩画

妙義山 10号 妙義山も不思議な山である。残念なことに描きやすい場所がない。 水彩画の技術を考えると、3つの材料に由来する問題がある。紙と、筆と、絵具である。油彩画であろうが、日本画であろうが  ... 続きを読む

水彩画研究会に際して

2014/04/29   水彩画

浅間山 10号 畑があって、山がある。それだけの場所なのだが、最近はそういう場所を描きたくなる。以前からかもしれないが、人間と自然のかかわりが分る所が描きたい。 水彩人では、伊豆下田に於いて、  ... 続きを読む

村上華岳という不思議な画家

2014/04/27   水彩画

「二月の頃」 田植えの頃 二月の頃を描いた翌年の絵である。 村上華岳という明治から、大正期の画家は、長い間気になっている画家である。しかし、その気になり方は不思議なものだ。理解出来ないし、何が  ... 続きを読む

マチスの最後の絵

2014/04/13   水彩画

志賀高原木戸池 10号 木戸池で学んだことは、絵を描く側の立ち位置を変えられるということである。前を向いて描いていて、いつの間にか、後ろ向きになって絵を続ける。この面白さは、木戸池で知った。  ... 続きを読む

水彩画教室 7

2014/04/08   水彩画

西伊豆から見た富士 10号 高い所に富士がある。雲が出て一旦隠れると、次に出るときにはまさかというほど高い位置に富士山がある。 絵は自分の見ている世界を表現しているものである。その表現している  ... 続きを読む

水彩画教室 6 挿絵について

2014/03/30   水彩画

戸隠 10号 ソバ畑の跡である。ソバの季節もなかなか見ごたえがある。 挿絵というジャンルがある。もちろん絵の一つである。しかし、挿絵は私の考える狭い絵画では、絵とは思わない。この違いは微妙なこ  ... 続きを読む