296 水彩画 日曜展示
296 水彩画 日曜展示

678「沼代の棚田」
2025.4 10号

679「沼代の棚田」
2025.4 中判全紙

680「沼代の棚田」
2025.4 中判全紙

681「沼代の棚田」
2025.4 中判全紙
小田原から石垣に戻り、小田原の棚田を描いている。桜馬場から見下ろした風景である。ここも何度も描いた。何度描いたとしても面白い。見下ろした谷間に棚田が続いて行く。その先には沼代の部落がある。さらに二宮の丘陵が続いている。
絵を描くと言うことほど面白いことはない。画面という場所に新しい世界を作り上げることが出来る。その世界は自分の心の中の世界なのだろう。絵を描き続けていると、だんだんその絵の世界が、自分が現わし、作り出しているような気になってくる。
描いているものが、芸術なのかどうかはわからないが、私が考えてきた絵画というものに近づいていることはわかる。もう一息のような気がしている。結局絵を描くと言うことは、絵がどう言うものかがわからなければどうにもならない。自分の価値観の絵というものはわかってきた。