315 水彩画 日曜展示
2025/08/17
315 水彩画 日曜展示
723「海の話」
2025,8 中判全紙
724「庭の眺め」
2025,8 中判全紙
725「庭の眺め」
2025,8 中判全紙
726「海の話」
2025,8 中判全紙
727「海の話」
2025,8 中判全紙
728「二人松」
2025,8 中判全紙
久しぶりに6枚描けた。海の絵は行き詰まったとは言え、一番描きやすいものだ。どう描こうとも海だと思えば海なのだ。海だという思い込みで後は自由。自由であるから、早く進む。絵が止ってしまうのは、この繰り返しで良いのかなと頭に浮かぶからだ。
まあ良いじゃ無い。と思い描いている。海に自分の気持ちが一番託しやすいのだろう。頭の中に海の記憶が重なっている。だから、一枚一枚、記憶のページが開いて行く。記憶は広がって行くのだが、自分は記憶の世界に降りて行く。深く深く降りて行く。
最初の海は甲府盆地だった。向昌院から見る甲府盆地を、昔は海だったと教えられた。海を知らない。海を見たこともないものには、海とは甲府盆地のような物なのだろうと思い込まされた。盆地の中央を流れる笛吹川が氾濫をして、甲府盆地は本当の海になった。