290 水彩画 日曜展示

   

 290 水彩画 日曜展示






668「睡蓮池12」
2024.2 中判全紙









669「睡蓮池13」
2025.2 中判全紙







670「睡蓮池14」
2025.2 中判全紙








671「睡蓮池15」
2025.2 中判全紙






673「海越の鳥海山」
2025.2 12号和紙


 睡蓮池を覚悟を決めて描き始めたら、描きたいものが掘り出されてきたような気がして、次を、次をという気持ちで描いている。実際の睡蓮池とはまるで違う世界なのだが、それはそれでいいような気がしている。まるで写したような睡蓮池を描きたいという気持ちはない。

 水面に浮いている丸い葉の作り出している形とか、池の水の中の暗闇のようなものとか、水面に反映する空とか。そして、睡蓮の驚くような青い花。数えてみたら、花が30もあった。睡蓮は一年中咲き続けている。蓮と似てはいるのだが、水面との関係が蓮よりも面白い。

 睡蓮池というとモネの絵になるが、モネの睡蓮が入り込んでくるかと思ったが、そうしたことはおきななかった。モネは確かにすごい眼なのだ。見えていることを絵にするという意味では完璧かもしれない。しかし、私の考える絵は肉眼で見えている、その先が問題になる。

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