294 水彩画 日曜展示

   

294 水彩画 日曜展示






689「のぼたん農園」
2025.3 中判全紙








270「とうまつ田」
2025.3 中判全紙







271「のぼたん農園」
2025.3 中判全紙



 ユンボ作業ばかりしていて、絵を描く時間は少なかったかもしれない。ユンボ作業は身体は疲れないのだが、神経が疲れる。睡蓮池から離れて、描き始めた。やはりのぼたん農園の景色になる。少し新鮮な気持ちで絵を描いていた。睡蓮池はまた時間をおいて描いてみたい。

 見て描いてはいないのだが、その場所を見ている自分の眼。絵を見ている眼というものは意識している。絵は私はこう見ていますというようなものなのだろう。たとえ抽象画であっても制作した人の見ている抽象の世界というもののはずだ。

 見る、視る、観る。いろいろあるが、絵のみるはそのすべてを総合したものだと思う。見てはいないのに観ている。見えていないものを観ている。自分の世界観が絵に表現されていなければ意味がない。その世界観がつまらない責任は自分という人間のつまらなさ故だ。しかし、つまらない人間がつまらない姿を絵に出来たらその絵は面白いはずだ。

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