麻生政権の不人気
麻生政権の不人気の原因は、的確な経済政策が打てない。こう言う事になるらしい。今の世界情勢で、誰がやっても経済の変質は進んでいく。麻生首相が教養がないためでも、アニメばかり読んでいるからでも、ホテルのバーで飲んでいるためでもない。アメリカ中心のドル中心の金融経済が狂ってきたのだ。新しい経済体制に落ち着くまで、誰が舵取りを出来るものでもない。どこに不時着すれば安全であるかを、見定めることだけが出来ることだと思う。景気を浮揚させるなどと言う政策は、墜落になり悲惨な結果になる。公共事業による地方経済の活性化など、一時しのぎであり、大きな付けが回ってくることになる。麻生首相のようなタイプは、一度嫌われ始めると、箸の上げ下げまで腹が立つことになる。物言いの中で、おかしな部分をあげつらって、日本の首相の格を下げていても始まらない。
少しいいことを言っている部分を取り上げてみたい。「病気に成りたくてなっているような、不養生している人間と、節制して健康第一に暮らしている者の、健康保険料が同じであるのはおかしい。」これも好きで病気になる人間はいないという事で、弱者いじめの失言の一つになった。私は薬漬け医療を避けている。この20年間に医療機関に通ったのは、歯医者さんとシオンさんだけだ。シオン医院には肋間神経痛で見てもらったが、針と漢方薬で対応していただけだ。健康診断というものも受けたことがない。主義主張や宗教的信念という様な偉そうなものではないが、できる限り病院に行きたくない。母も父も長い病気で苦労した。その姿を見ていて、病院に行くのはよほどの時にしようと思うようになった。その代わり健康的な暮らしをすることにした。食べ物も自分なりに工夫して作るようになった。
それでも保険料は払っている。だから、麻生首相と同じ感想を持つ。自分の身体を自己管理する。安全な食材は高い。自分で作るという手間暇を賭ける。こういうところに人一倍経費をかけているものが、保険料を安くしてもらえないかと思う。努力が経費に反映する。有機認証マークを100点集めたら、医療費保険料が100円ぐらい安くならないかと思う。もちろん制度としてそんな無理なことは出来ない、とは思うが、麻生首相良くぞ発言してくれたと思う。友人の健康オタクのUさんはスポーツジムに毎日通っている。あらゆる健康情報に精通していて、健康雑誌が愛読書である。その努力と経費は、健康体で報われるだけで平等であろうか。確かに病気になりたくて、成っている人はいないのだが。
客観性の問題がある。Uさんに言わせれば病気は自ら導いているそうだ。暴飲暴食して、タバコを吸って。徹夜仕事。これで身体に・・・いいわきゃ、ないよ♪。と言うような暮らしをしている人もいる。このリスクは健康保険料に反映はしない。そういえば、生命保険にも医療保険にも入っていない。居なくなっても誰も困らない。そんな暮らしをしている。出来る限り私の事は、私で終わりにしたい。60までは出来る限り働いて、後は余生である。お礼奉公である。何年お礼奉公が出来るかはわからないが、60年楽しませていただいたお礼奉公である。私の子供の頃は、職人さんは弟子入りして、5年だか修行する。基本、無給である。その後2年ほど無給でお礼奉公をした。今で言えば憲法違反であるが、職人を育てるいい制度だ。今までほとんど無給であったのは、職人修行と同じだ。この後は何年あるのか、お礼奉公だから、生きて行ければそれでいいという事になる。
昨日の自給作業:サトイモの収穫など2時間 累計時間:9時間