9条世界会議
9条世界会議が5月4日から幕張メッセで開かれる。その会議に向けて、昨日の日曜日、広島の平和公園から、ピースウォークが出発した。200人で歩き始めたが、広島駅に着いたときは400人に膨れ上がっていたそうだ。小田原のピースパレードもそうだったが、みんなの思いが一つに成ると、どんどんパレードに参加する人が増えて、パレードが長くなってゆく。これから、幕張まで、71日間のピースウォークが続く。小田原には、4月23日到着となる。ピースカフェではこの受け入れを依頼されている。平和の事、しかも小田原の事で依頼されたら、引き受けないわけにはいかない。22日には元箱根に宿泊する。そして朝出発となる。そして、予想では、3時頃に風祭の駅辺りに到着するのではないだろうか。駅辺りで皆さんを出迎えて、風祭の駅あたりからピースパレードを出発する。
ここから、一時間ぐらいのコースで、小田原教会までピースパレードを行う。ここで「平和の集い」を行う。そして泊まっていただく。明朝、次の茅ヶ崎へと出発してもらう。出来れば、国府津の駅辺りまで同行し、出発してもらう。こんな事をイメージしている。この初めての打ち合わせを、2月27日(水)小田原サポートセンターで夜7時から行います。関心のある人は、是非参加してください。小田原では、無防備平和条例の制定要求の署名活動が、この1ヶ月行われていた。なかなか協力も出来ないで、申し訳なかったのですが。8001名の署名が集まったそうだ。有権者20人に一人が、署名を行ったことになる。たぶん、小田原市民でもこの署名活動が行われていた事を知らない人の方が、多いいに違いない。全くの普通の市民活動で行われ、政党とか、団体とか一切の関係がなかった。
それでいて、これほどの署名が集まる、小田原の市民的な状況がある。他の地域でも当然そうなって来ているのだろうが、少しづつ空気が変わり始めているのではないだろうか。政治や、政党の方は、どうにも近づきたくないが、今の社会状況はなにやら胡散臭い。普通に暮している人達こそが、そんな風に感じ始めているようだ。先日の六ヶ所村ラプソディーの上映会も、本当にささやかに始めた事だけれど、満杯の上映会になった。しかも、はじめてみる若い人が多いことには、誰もがビックリした。託児も子供がいつも以上に集まった。格差社会のおかしさに対し、目立たない形での、今までとは違うサイレントマジョリティーが形成され始めている気がする。
これは言い換えれば、民主党か、自民党かと、言うような2大政党では収まり切れない、多数派の形成ではないか。当然の事、社民党も、共産党も、今のところ距離がある。しかし、この多数派の「ちょっと変だ」の常識観が、動き出している気がする。しかし、小田原で言えば、ネットの人や、共産党の人達ですら、この新しいそれは様々な人の混在する、多数派から見れば、古臭い、自民党の叔父さん達と同じ、政治的人種そのものに見えていることだろう。たぶんその臭覚は、正しいのだろう。この新しい人達は、今の政治の枠に収まることを、嫌う人が多数ではないだろうか。署名はしても、選挙にも行かないのかもしれない。