久野里地里山発表会
3月18日午前10時から、諏訪の原のフラワーガーデンで久野の里地里山作りの発表会が行われる。昨夜、第6回目の勉強会で、詳細を詰めた。全体の里地里山の説明には丹沢ドン会から、片桐氏が講師として来てくれる事になった。当初、里地ネットワークの竹田氏、よこはま里山研究所の吉武氏を行政は提案していたが、久野で行う活動には適合しないので、むしろ活動としては、全国的である。丹沢ドン会が秦野にあるのだから、事情の似ている中での先行事例として、話をお願いした方が良いと言う事になった。里地里山の担い手の中心は、地域の生業として農業を行っている人であることは、間違いがない。先ず、その中心を固める事が、今の段階では重要だと思う。久野では生業に直結する活動を、里地里山作りの活動と位置づけたい。城山の事例の炭焼きだとか、古道の再生とか、言う活動はとかく遊びとか教育とか言う、二の次の事になる思う。こんな活動に、忙しい地域の人が狩り出されるのは、反対だ。
事例報告として、坊所で、長く自然農法をされてきた石綿さんを中心とした活動報告。石綿さんはあしがら農の会の顧問でもある。果樹の有機基準を日本で最初に取得した一人である。5つのグループの農業指導をされている。1、MOA自然農法小田原産地支部。 2、久野小学校学校田 3、CLCA子供と生活文化教会の田んぼ 4、旭丘高校の田んぼ 5、あしがら農の会の田んぼ こうした指導をしながら、有機農業農家を専業としてやられている。もう一人が、舟原で峯自然園を始められた一寸木さん。舟原から、久野川を上流に1キロほど登ったところで、川の自然を生かした。自然園をされている。小田原で最も美しい渓流がある。渓流釣りや、バーベキューで、それは大勢の人が楽しんでいる。
「みんなで花壇を作る、これが里山活動だ」と、昨夜の6回目の勉強会でも配布資料に書いている。それでいて、地域の農業とか、林業については、触れていない。感覚が少しづれている。6回の集まりで、「里地里山を守るのは地域の実業である。」全く同じ発言を繰り替えしている。例えば、諏訪の原には地域林業家、杉山林業がある。森林ボランティアの活動とは比較にもならない実績を上げている。杉山林業さんの活動に対し、きちっとした評価をしていくことが、久野の里地里山活動になる。それは、田中康介さんの茶業も同様だと思っている。お茶畑から、製茶工場まで一貫生産している。こうした活動で、どれだけの茶畑が守られているか。こうした事を地域で、あるいは行政が、きちっと評価しなければいけないと思う。
以上のような考えを、実は県と、市に事前に提出した。必ず返事が欲しいと、付け加えた。昨夜は何らかの話があるかと思ったが、触れられることすらなかった。勉強会では出来るだけ控えていたいと思うので、何も発言しなかったが。ちょっとひどくはないだろうか。正式に意見を出したかかわらず、触れもしないという事は、ルール違反でないだろうか。自分の意見だけが正しいとは思っていない。いろいろの考え方があり、それを自由な話し合いをする中で、合意できるところに進めればいい。ところが、行政が、里地里山をどのように再生しようと考えているのか見えない。これが出て来ない事には、本論に入れない。本論に入らないまま、フラワーガーデンのイベントをしてしまうのは、困る。どうも行政は3月中に一つイベントをやりたいらしい。