健康法

   

健康法がある。長生きの為の健康法ではなく、今日を充分に生きるための健康法だ。私なりの身体の維持の仕方を、継続的に行っている。良くはわからないが、調整法は、全く個人的なもので、他人のやり方は何の参考にならないし、むしろ害がある。と考えている。自分の身体で、確認しながら、作り出してきたものだと思っている。

先ず、一番重要な身体の窓口は、フトモモだと思っている。何故そう考えているかは正確には分からないが、体内アンテナが、太股辺りが重要だと感じているのだと思う。その重要さは心臓の重要さとは違い、外界との接点として、外の状態に応じて、体内を準備する大切さだ。具体的には温度・湿度を感じる場所。それは二の腕もそうなのだが、そこを冷やしたり、すると体調に影響がでる。

年中長袖長ズボンで調整する。夏でも極めて厚着をするようにしている。熱いのはかまわない。冷やすのが問題。らくだの股引というが、これも相当長期間はいている。簡単に言えば老人の身体なのかもしれない。冬、半ズボンの小学生とか、すごいと思う。何故身体を壊さないのだろう。

身体の内観法を行う。足の先から、ずーと感じてゆく。そして内臓を順番にチェックして、頭まで行く。おかしければおかしいと分かると信じている。医療という物に信頼が置けないので、基本的に病院には行かない。この20何年で、1回だけ、シオン先生のところに、行った。肋間神経痛と、ヘルペスを併発して、あまりの痛さに閉口して、針などを打ってもらった。薬という物は、基本的には飲まない。そのときも漢方薬を貰った。効いたとも思えなかった。

体重を量る。これは、頻繁に行う。計るだけだが、これだけでも、色々の事が分かる。そして食べる量を考える。甲田先生ではないが、食べる量は多くない方がいい。少なくても、多くても、体を維持する必要量は変わらないようだ。少ない方が全てに負担が少ない。人の半分で済めば、田んぼの耕作面積も半分で済む。慣れれば半分でも大丈夫になる。いつもおなかが減っている感じが丁度いい。満腹感を感じることを、充実と思わない。

子供の頃から、食べなかった。虚弱体質と言われてきた。給食が食べきれず、5時間目もまだ食事をさせられていた。給食は全量食べろが、強制されていたので、苦しいだけだった。人が多様である事が、理解されていなかった。今の学校給食も変わらない。鶏だって見ていれば多様だ。野菜好きもいれば、米好きもいる。オカラばかり狙うのもいる。強制するのは何だって良くない。牛乳はダメ。だめな人間がいることも、せめて理解して欲しかった。飲み続ければ、下痢をしなくなる。こう言われて、常に下痢をしていた。

食事は極めて重要。健康の基本。余計な物を食べない。腹八分目を意識する。無駄でも残す。無理に完食しない。まだ食べれる内に止す。卵は良く食べる。一日3個ぐらい食べる事も多いい。肉類は、魚と鶏肉を食べる。これもそう多くは無い。ご飯は1食茶碗8分目程度。

運動はかなりする。体操はしない。農業をやっていれば、身体は使う。これは身体にとって必要な事と感じる。しかし、年々動けなくなっている。今日も竹林の整理に行くが、頑張りが利かなくなっているのがわかる。しかし、限界まで身体を使う事は重要。疲れきるぐらいの事がほしい。力仕事も、限界まで力を出す事が必要。常日頃そうしていると、筋肉痛が残るような事は無い。

長生きの為の健康法ではない。今日を充分に動ける為の調整法だ。

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