韓国で更に鳥インフルエンザ
「韓国で更に鳥インフルエンザが発生したと報道されている。」これが事実ならちょっと深刻な事だ。どうも読売の記事では5例目と成っているが、4例目だと思う。4例目と成っている牙山市の発症はニューカッスルだった、と修正されたと思っていたが。しかし、その修正の方が間違っていたとしたら、5例目となる。正確な情報が欲しい。そこで調べてみると。以下は滋賀県の家畜保健所の情報ですが。 韓国で12月中旬に高病原性鳥インフルエンザ(血清型H5N1)が発生しました。養鶏場、アヒル農場を中心に10カ所の農場で発生が確認され、さらに検査中の農場もあり、発生が拡大しています。発生の原因は検査中です。韓国での発生を受けて、我が国は現在韓国からの家きん肉などの輸入を一時停止しています。
○発生農場および半径3kmの地域で飼養されている家きんを殺処分(約100万羽)。卵も廃棄処分。
○発生農場から半径10kmの地域における家きんの移動制限、農場の消毒、サーベイランスの実施。
○ワクチン接種は禁止。
まさか家畜保健所でいい加減な事はないだろうから、正確なものとして、新聞報道とは様子が違う。今回のものが、4地域目の発症と考えればいいのか。ともかく12月中旬以降は発生がなかった。その後出た牙山市のものは誤報として、今回の読売報道の天安の養鶏場は1ヶ月ぶりの発生と言う事になる。1ヶ月時間が経過しての発生。しかも、前回のところから8キロというのでは、なんとも話にならない。いや、防疫処理等がきちっとしているなら、人が保菌して、再度鶏に感染させたと言う事もあるのか。ともかく、日本への影響は深刻だ。
宮崎の経過もまだ再発生の可能性は時間的にある。今月一杯は心配なところだ。そう思って指折り日を数えていたが、これで、又振り出しに戻った。それにしても報道のいい加減さにはあきれる。更に、韓国の防疫体制にもあきれる。これではインドネシアの対策と同レベルではないか。鳥インフルエンザと、ニューカッスルと間違えて発表するなどと言う事もあきれるが、10キロ以内で、1ヶ月以上経過して再発生とはあきれる。と言いながらも、この病気は中々手強いようだ。落ち着いて対応しなければならない。
スペイン風邪が、ただのインフルエンザではなかった。と言う東大の研究。サルを殺すほど強いインフルエンザウイルスは他にない。免疫反応の異常は、鳥インフルエンザ(H5N1型)が人に感染した場合にもみられる。悪性のインフルエンザに共通なのかもしれないとすると、どういう形でスペイン風邪は消えていったのだろう。どう人間はこの病気を吸収したのだろう。自然界でスペイン風邪ウイルスが現在発見できないわけで。スペイン風邪に人間が免疫があるという訳ではない。再度スペイン風邪ウイルスが発生すれば同じことが繰り返されるわけだ。それは、何処から来たのか。スペイン風邪の前に強毒性の鳥インフルエンザがあったと言う事は出ていない。なら何処から来たのか。そしてどう消えたのか。昔は、豚を介してインフルエンザウイルスが、強毒化して出てくるといわれていたが、今そう言う事を言う人は居ない。