湘南タッズの状況報告
昨日はタッズさんは福島第一原発の10キロ圏の5頭を、飼い主さんと保護に行くと言われていたが、どうされたであろうか。現在7名と車3台で原発周辺の引き取りを行っている。湘南タッズは寒川にある。とても分かりやすいところだ。寒川の駅の脇を通る、45号線を北に向かって、2キロほど行ったところである。そこに分かりやすい表示があるので、すぐ分かる。犬の一時預かりは始まっている。東北から特に福島から、現在30頭ほどが連れてこられている。そしてすでに一時預かりに10数頭が各家庭に移った。一時預かりを希望する人は、直接引き取る体制で、湘南タッズに出掛けて可能な条件を伝え、充分混乱の内容にお願いします。責任者は上杉さんと言われます。ボランティアも入れ替わり立ち替わりなので、情報の確認をしっかりして下さい。緊急時の為、誤解が生じて活動を非難する人が出ています。飼い主さんと、タッズさんと、引き受け手と、充分に確認の上で一時預かりをお願いします。
昨日の状況では、湘南タッズの責任者の上杉さんが灯油を持ってきてもらえればと言われていた。当面のケージや犬の餌は足りてきていると思われます。1、必要な人員は届けられた荷物の整理。一日中何かしらあります。2、仮設の小屋を作る作業。すでに一棟は建てられているが、さらに必要になると思われる。大工技術のある人が居て欲しい。3、犬の世話をしてくれる人がいたら、有難い状況だと思う。協力に行かれるのは大いに有難いことだが、上杉さんの邪魔にならないように配慮した協力が必要。4、放射能汚染をした犬を別に飼わなければならないということで、現在家を作りなおしていた。この造作作業が必要。結局失礼なようではあるが、現金が必要であろう。タッズさんの所で募金活動も行っている。
小田原でのいくつかの組織個人に協力のお願いをした。皆さん犬や猫の事には何とかしてあげたいという思いに溢れているので、何とかなりそうである。基本は笹村が間に入ることで、混乱が起こる可能性がある。すべては上杉さんと直接充分話し合った上で、各人の責任で進めてもらえるようにお願いした。現段階では湘南タッズで収容できる範囲である。将来的には京都の方にも連れて行くと思われるので、一時預かりについてはそう緊急ではないと個人的な判断をした。必要な時には笹村に連絡を入れてもらうことにした。一時預かりが緊急に必要になったら、このブログでも掲載する。
この活動に疑問を出す人もいるが、私はタッズさんと面識があり、人間的な信頼で動いている。間接的な情報だけでは、不安は当然あろう。犬・猫レスキューの世界は、ある意味クレーマータイプの人もいる。ストーカー行為も頻繁に起こる。ともかく、情報だけで判断しないこと。上杉さんに会い、タッズさんに会い、その人間を見極めることである。タッズさんはブリーダーである。しかし、いわゆるブリーダーではない。私が犬を譲ってほしいと話した時、顔を見ない人間にはお分け出来ない、京都まで来る気持ちが無いようでは、駄目だと言われた。ピットブルという誤解された不幸な犬種を救おうとブリーダーを始めた方だ。その純粋な気持ちは、その後の保護活動に自然につながった。今はこれ以上書く余裕もないが、自己責任でそれぞれが動いて欲しいと思います。今後この活動で何かあれば、笹村はその責任を担います。