田植え3週間目の田んぼ

   

田植え3週間。種まき9週目。

6月20日の早朝の写真。 一番の入水口の田んぼです。奥の部分はため池を田んぼに戻しました。少し水路を迂回させて、そこで水温を上げています。なかなか調子がいい。その部分にはクワイが植えてあります。

ここは、6番の田んぼで、右側から来る湧水だけで栽培している。水が冷たいので生育が今のところ良くない。見た目でも、右側が生育が遅れ、黄色っぽい色をしている。

5番の3角田んぼ。ここは、狭くて機械が入れないので、シロカキなし。田植えは他より大変であるが、生育はとてもいいし。冬の緑肥の量が半端じゃないほど茂っていた。それが腐食しながら、田んぼの表面を覆っているから、草も全く出ない。全体がこういうことができればいいのだろう。

2番の田んぼ。今年は去年よりよさそうである。今年良ければ、冬のヘヤリーベッチと大麦の緑肥が効いているということになるのだが。昨年もそうだったのだが、秋になるまではそこそこで、最後に行って日切れと言うか、日照不足というか、何らかの原因でしりすぼみだった。河岸のがけ崩れで土が入れ替えられた影響がまだ残っているようだ。

3番の田んぼ。苗代跡の田んぼ。入水口にも関わらず。やはり生育もいいし、草も少ない。春水田んぼの成果ということもあるかもしれない。それなら思いきって、つながっている4番もシロカキをして水を張っておくというのもありかも知れない。

3番の苗代跡には、草のないところを写したが、分かるだろうか。ともかく一本も草は出ていない。というか、担当の吉田さんの手入れがいいということもある。昨年も草はなかった。

4番の田んぼは今年は肥料を控えたせいか、生育が今一つである。そこでそばかすの追肥をした。この決断が秋になってどう出るか。いつも迷うところである。

9番の毎年反収でいうと13俵あり、一番年取れる田んぼ。やはり今年もよさそうである。ここがいいということは上の田んぼの良い水が、ここに集まり、排水はなしだからと考えている。水温が高いということ。栄養分は排水とともに流れ出ているということ。また、水が溜まりにくく、渇き気味の栽培ということ。

10番の田んぼの11番に行く排水口あたりからの写真。去年はこのあたりが、水が滞って良くなかった。今年はだいぶ改善されている。やはり水が死に水になるのは良くない。ここは意外に草が出やすい田んぼだ。

11番のもち米の喜寿糯田んぼ。排水口のほうから、入水口方向を写している。昨年出来が良くなかったのだが、今年は担当者がとても熱心なこともあり、見違えるようによくなってきている。上にあった水路をつぶして、田んぼを直した成果も出ている気がする。これなら結構おもちが食べれそうだ。

8番の田んぼ。上の石垣の上にお隣の栗林がある。手前の稲の欠落したところは、カモと青鷺が毎日来て荒らしている場所。

 

8番の苗の様子。生育がよい感じがわかる。この田んぼも例年良くなる。ただし、草は一番出る田んぼで管理が大変である。

7番も今年はなかなか良いようだ。

 一番の入水口の水路。手前に補植用の苗が置いてある。余り苗は流水に置くとよいようだ。新しく作った。上の田んぼは昨年、クワイの畑だった場所。クワイは水路だけにした。

 

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