小田原・万葉の湯
コロナの湯が休みで、時どき利用させてもらっているのが、万葉の湯。家から近いという点では、一番。小田原の駅から、歩いても、3分ほどの小田原の街のど真ん中にある。駐車場もあって、車がとめられないようなことはない。一階は受付と、アレコレの物産のお土産やさんがある。これが中々の品揃えで、結構あきない。不思議な靴べらや、面白いデザインの手ぬぐいなど、時間の調整には都合がいい。「♪いつも、待たされたー。」という具合で、2人で行けば、風呂を出るのは一致しないのは通例で、どこかで待っている。食堂で待つという手もある。3階は大食堂。ここの生ビールは行ける。たぶん小田原では一番だろう。生ビールファーンなので、それなりのものと思ってくれて、間違いありません。風呂上りの生ビール。これだけでも、他の店では適わない訳で。
一言で言うなら、「おんりーゆー」が国民宿舎風なら、「万葉の湯」は○○魚センター風。
1、清潔度「7」全体的には、きれいな方だと思う。一部、汚れが目立つようだ。床のすべる所がある。最近滑って、転んだお年寄りがいた。洗い場の清潔度は素晴しい。サウナ、特に、ミストサウナ室の清潔度が、少し、気に成る所。
2、泉質「3」湯河原から運んだ温泉量が少ないようだ。それを沸かし返すから、塩素臭が気に成る。温泉効果はあまりない。それなら一層、井戸水を汲み上げて、沸かした方が、実質いいのではないだろうか。
3、環境「2」街中のビルの中で、風呂場としては、閉塞感があり息苦しい。特に、屋上まで上がらなければならない露天風呂は、感心できない。それも滑りそうな階段を相当に登らなければ成らない。一度登って、それ以降登った事がない。
4、食事「5」ごく平凡な食事。メニューが豊富といえば言える。何でもあるが、一度食べたものをもう一度注文する気にはなれない。しかし、風呂のあとそのまま、居座れるという所がいい。生ビールは最高の味。健康ジュースコーナーがある。
5、湯船施設充実度「5」湯船は広い。屋上分まで入れれば、充分の面積。サウナは15人程度。温度は充分。テレビがある。水風呂は水温が、20度はありそうで駄目。洗い場は広くて、器具もしっかりしている。湯水も良く出る。
6、従業員の対応力「4」従業員の数が多い点がいい。しかし、素人的。入り口受付が、手数がかかることが多く。つまり、説明が必要な、要件がかなり多い。しかも、様々な割引などは手首につける番号で、決まるのだが、受付以外では変更出来ない。待たされることがある。
7、コンセプト「4」街中のいこいの場、リラックスセンターをめざす。という点は評価できる。少しありきたりで、長時間たぶん、3時間は想定して居るらしいが、無理。1000円の散髪屋がある。マッサージや、エステは充実しているようだが、利用していないのでわからない。無料のイベントを企画すべき。
8、価格満足度「2」中高年層の観光客でも、入場料2400円払って、入るには少し物足りない内容だ。入湯時間1時間は1000円。早朝割引は1400円だったと思う。コーヒ無料。アチコチに割引券が置かれている。
9、全体施設「4」色々あるのはいいが、お土産センターの感性で、小田原を生かしていない。食べ物や、物産。休憩室でも例えば、茶室があって静かにお茶を立てて飲ませるとか。工夫の仕方はある。禁煙ブースのない食堂も、今時無理だ。
10、アクセス「8」10時から9時と一晩中やっている。深夜料金をプラスして、4000円で泊まるという手もある。
子供が居ない。子供が居ないのはいいと思う人も居るだろう。が、騒ぐような、子供がいるほうが、ずーと好きだ。それにどんなに混んでいても、嫌と言う事がない。賑やかでいいな、と言うぐらいの事だ。水風呂をプールだと思って飛び込む子供などが、人の顔を見て、怒られると思うらしいが、かまわないよ。というのだが、大抵は怯えて逃げてゆく。そんなに怖そうか、とがっかりする。
追記、昨日「おんりーゆー」に行ったら、通信の1号があった。従業員が頑張っている。1点プラス。何と野菜は三竹の方と、開成の瀬戸さんと記載がされていた。もしかしたら、読んでくれたかな。1点アップ。合計点62点。
どの日帰り温泉も、実は大ファーンだ。決して、批判している訳ではない。大いに温泉談義がされて、盛り上がり、もっともっと盛んになってほしい。褒め言葉だけでは、盛り上がらないように思って、つい辛口になっているので、悪しからず。