松本文明内閣府副大臣
日本列島は災害列島である。地震の活発期に入ったと考えるべきだ。災害対応の専門家のチームを作ることだ。自衛隊を災害救助隊に変えるべきだ。テレビに出た子供が兵隊さんに感謝しますと感想を述べていた。これは間違ったことになるかもしれない。松本文明衆議院議員の批判が噴出している。私の高校の一年先輩の人だ。実はそれなりに親しかった人だ。私のことを覚えている可能性はある位の関係である。成績が良いというほどではないのに、生徒会長になった。世田谷学園では成績が良い人が生徒会長になる慣例のようなものがあった。成績は全国模擬試験結果のようなものが張り出されていたから、優秀者はわかる。そこに名前が載るような人が生徒会長になる。松本文明氏はそういう慣例を破って生徒会長になった人だ。都会議員になり、落選もしたが衆議院議員になる。高校の陸上部に松本氏は先輩として顔を出したことがあったから、知り合いになったような気がする。たぶん、生徒会長になる根回しだった。偉くなりたいとか、目立ちたいとかいう人ではないかと当時から思っていた。
人間には名誉欲のようなものがとても強い人がいる。そいう人が困るのは他の人も同じだろうと考え行動するところだ。その結果、すべての人が名誉の権威のようなものに従うと考えてしまうところだ。それで熊本で偉そうにしてしまった気がする。生徒会長は偉いと考えることがそもそも、理解しにくかった。誰もが生徒会長を尊敬しなければならないと考えるような人だった。その前の生徒会長は、桜井英光さんというお寺の方で、子供ながらに立派な人だと思った。先日お会いできたのだが昔のままの正々堂々とされた方だった。松本氏も先輩だから悪く言いたくはないので、このブログでも触れないできたのだが、さすがに今度のおにぎり要求副大臣では、評判の悪さが噴出したので、つい書いておく必要を感じた。災害本部長がで現地で嫌われ邪魔になったのではどうにもこうにもならない。
話が長くて迷惑をかけたらしいが、ホームページの冒頭に、その点を示す面白文章がある。「おそらく誰も知らないですよ。皆さん知らなかったでしょ?そういう話を。松本さんには自分が何をやったかという話を、しないという、問題点があるのですよ。」BY安倍晋三という文章が掲げてある。自分のホームページの冒頭にこの文章は何だろうか。恥ずかしくないのだろうか。気付かないところがこの人の特徴。当人は控えめで謙虚な人と思われるだろうと載せたのだろうけど、どう考えても、遠回しのこの自慢の仕方に、この人の本質が良く出ている。自分は自慢などしない人間だが、皆さんが褒めてくれるのでという趣向である。この人を早く変えた方が良いと考えた、官邸の判断が素早過ぎるほどだ。災害の現地の本部長は、組織をまとめるリーダーでなければならない。全体の流れを把握し、組織としての最善の動きを作り出す役目であろう。今回、なぜか激震災害指定が遅れた。現地の自治体から即座に指定してほしいという要求がありながら、何故か安倍氏が現地視察し、その後に指定するというやり方だった。安倍氏の主役としての役割を目立たそうとしたのか。
現地の自治体もあまりよく動いていない様子が見える。ごみが片付けられないでいる。道路のことや、焼却場のこともあるが、何かが機能していないと見た方が良いだろう。自動車に寝泊まりする人が増加した。そして、エコノミー症候群が多発する結果になった。また、心の問題も大きなウエートを占めている。現代人がプライバシーのない形で、又障碍者や小さな子供を含めた避難は困難を極めるだろう。ボランティアの受け入れも、混乱しているようだ。従来の学校や体育館避難は1週間ぐらいが限度ではないか。1週の間に、近隣の空き部屋を仮設住宅として使うなど、機敏の動きが必要ではないか。災害は全く予測できない形で起こる。政府から送られる本部長は、こういう緊急事態に対応能力のある人材を用意しておく必要があるようだ。選挙が良くない。知事や市長や内閣府の副大臣が震災対応に有能とは限らない。日本列島は災害列島である。地震の活発期に入ったと考えるべきだ。災害対応の専門家のチームを作ることだ。自衛隊を災害救助隊に改編するべきだ。