反原発未来党と露木順一氏
反原発未来党が出来た。願っていたことである。反原発を目指す、共産党も、社民党も、今回だけは反原発1点で結集してもらいたい。小田原選挙区では露木順一氏が脱原発未来党から出るようだ。全力で支持したい。小選挙区選挙では、それをしなければ敗北する。反原発は日本の未来の方角を決めることになる。経済だけの国ではない。金権政治を止めよう。コンクリートから人間の為の政治に。平和憲法すら、反原発とは繋がっている。核兵器廃絶である。人間の暮らしすべてが繋がっている。日本はこの先経済的に苦しく成る。経済が苦しいという事であっても、素晴らしい日本はありうるという事に、方向を転換しなくてはならない。自然エネルギーへの転換は新しい産業を生み出す可能性も高い。それは世界の次のモデルに成るはずだ。経済は競争であるが、競争だけでは、格差社会が広がって行くことに成る。グローバル企業の勝利は、人間の幸せとは程遠い結果に成るに違いない。反原発未来党に、平和の願いを託してみたい。
遺伝子組み換え作物の実験圃場を滋賀県に作るという、モンサントの計画が起こったことがある。これは日本の未来の農業にとってとんでもないことなので、止めてほしいというお願いをした。嘉田知事に意見書を出したことがある。きっぱりと嘉田知事は圃場を作らせなかった。そして、意見書に対し、嘉田知事の考えを書いたものを、お礼と共に返送してきた。あの時からとても期待できる知事だと思っていた。維新の橋下氏と一緒に成って、大飯原発の再稼働を止めてくれるかと期待したのだが、駄目だった。橋下氏の腰砕けが原因である。今の橋下氏を見ると、思想哲学が欠落していることが良く分かる。ラクビーやタレント業と政治は違う。現実に押し流され、アップアップ状態である。日本の未来が見えなくなっている。人気で議席はある程度とるだろう。しかし、そのことが日本の未来を最悪なものにしかねないという危険。今回維新八策を作った人たちは、こんなテイタラクで良いと考えているのだろうか。
反原発は政治の基本である。あの時原発を止めて良かったという時が必ず来る。今回も、選挙前に成って原発稼働の応援のつもりだろう。電力会社は電気料金の値上げをぶつけてきた。根性の腐った連中である。値上げの原因を、原発停止に結び付けようとしている。そうではない。原発を安全に稼働してこなかったためだ。核廃棄物を発電所の中に貯め込んでいたからだ。原発を納得できる安全なものとして稼働させるなら、安い電力ではない。原発を再稼働したとしても、電力は高いものに変わったのだ。大飯原発のように、安全対策も万全でないまま、核廃棄物も貯め込んだまま、稼働させれば当面安いかもしれない。しかし、東電で起きたように莫大な賠償金まで、払わなければならないことに成る。何と高い電力であろうか。そうだ、東電は出荷停止になったお茶の賠償金すら、まだ払おうともしない。賠償というのは、加害者の責任だぞ。
小沢氏が加わると言う事で、またぞろ小沢たたきをする人がいるが。根拠のないことで、思い込み差別をしてはならない。それとともに小沢氏はその手腕を、間違えないようにしてもらいたい。小沢氏は極めて優秀な人なのだと思う。発言を聞いていると理路整然としていて良く分かる。しかし、あまりに優秀で嫌われ者に成るような所もある。小沢氏こそ反原発の一事の為に、すべてを堪えこの難事を乗り越えてもらいたい。社民党を離党した阿部知子氏も合流するようだ。この人には、農民連合といったとおもうのだが、国会集会の時に農業の話をした。理解の早い、大切な所を理解され、押さえている人だと思った。日本の岐路である。最後の戦いと思って頑張らねばならない。私たちの選挙区では、ついに露木順一氏が脱原発未来党から出る。全力で支持したい。