佐々木ナオミさん

   

いよいよ日曜日が市会議員選挙だ。どうもあの票を数えなおすような、ぎりぎりの線に成りそうな気がしている。ブッシュ大統領はあの数え直しがまずかった。1票でもという気持ちでいる。もう簡単にお願いできる所は、お願いして居るわけで、後はちょっとお願いしにくい所も、お願いしないとならない。こういう時に、他所から来たものが、動けるところはそうはない。同級生が居るわけでも、親戚がある訳でもない。だから、地域の選挙ではよそ者が当選することはきわめて難しい。ここに地域が良くならない原因の一つがあるだろう。本当の選択は能力と、政策。これに尽きる。予算のチェックが出来る能力。問題点に早く気付く感性。そして、思想的方向性。こうした事で選択すべきだ。

息子の事ではお世話になった。あの議員の奥さんは実に面倒見の良い人だ。こんな言葉がよく聞かれる。もちろん地域の事だから、そんなこともあるだろうが、今や小田原は危機的な状況になっている。職員が内向きになってしまい、落ち度なく、言われたとおりこなそうとしてビクビクしている状態だ。市民も、市役所に行くと、ストレスが大きくなるような空気があり、ついツンケンして緊張に包まれる。殆どの大きな予算が、市の中心部に集中しようとしている。確かに中心市街地の空洞化問題はある。しかし、それは経済の問題であり、その救済を行政が行う案件であろうか。同じに耕作不能の進む周辺の農業地域では、目だった農業振興政策も出されていない。

例えば、小田原市が小田原のお米を直に地元の農協から、買い上げる事はできる。農家にとっては今より有利な販売が可能になる。週2回の米飯給食をせめて全国平均の3回にすべきだ。国もそう要請しているところだ。何故、小田原市は2回にこだわるか。しかも県の給食会から、炊いたご飯を高価に購入するのか。パン食の方が主食費としては安いと言う事が信じられない。こうしたことはお米が足りない時代の、悪い慣習に過ぎない。佐々木ナオミさんは米飯給食推進で、運動をしてきた人だ。佐々木さんは感性の方向性がいい。これは重要だと言う事が、閃いたのだと思う。きっとこれからも米飯給食実現の為に動いてくれると思う。当然子供の事から繋がってきたことだ。母親としてのテーマなのだと思う。お母さんが市議会に出て行くことが大切。

小田原で一番重点を置かなければならないのが、子ども達のことだ。小田原は子育てにいい町だから、小田原に住みたい。こう言われる様になればいいのだ。新幹線の補助もいい。駐車場の補助もいい。しかし、小田原に住みたくなる一番の動機は、子供を育てるのにいい町かどうかだ。産婦人科が、助産士さんが、充実しているかどうか。こう言う事が大切だ。市立病院でも、妊婦さんの受入数が制限されている。子供が減少している時代に、こんな事では困る。小田原は子供が産みやすい町だ。こんな風に言われるようにしなければならない。駅舎への出費。お城通りの再開発。そして城下町ホール。どれも何億、何十億の出費だ。そんなことばかりしていて、何と児童館が1つもない町になっている。同じ人口規模の厚木には37もの児童館がある。中井町にも3つある。子供の視点で、と言う事は、小田原の未来のためと言う事だ。佐々木さんは間違いなくその中心になって小田原を変えてゆける人だと考えている。

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