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笹村 出-自給農業の記録-

バカ殿様トランプに対する日本の姿勢

   

 

トランプは思付き程度で戦争を始める。愚かな独裁者だ。そしてそのバカな戦争に反対するものが居れば、関税をかけてやる。アメリカとの通商を遮断すると、息巻くばかりである。日本のバカ姫様高市氏はそのトランプをノーベル平和賞に推薦するとおべっかを言って、世界から笑いものになっている。

しかしバカ殿やバカ姫を支持しているのはその国の国民である。私もその1人であるので、情けないやら悔しいやらであるが、このままではイランの泥沼戦争に日本も巻き込まれて行くことになりかねない。日本人に目を覚まして欲しいところである。

日本は確かにアメリカと同盟国ではあるが、国際紛争は武力で解決しないと世界に対して約束した国である。そして、被爆国家として世界に対して核兵器廃絶を訴えなければならない国なのだ。今こそ日本は目を覚まして、日本の平和主義を世界に訴えなければならない、敗戦後81年の重要地点に立った。

トランプはアメリカの特殊な宗教と行っても言い福音派の圧力で、イスラエルのネタにエフに乗せられてしまったのだ。トランプは世界のことにはもう関わらないと主張したばかりである。アメリカ一国主義であり、ドンロー主義だそうだ。西半球は任せてくれと言うことらしい。

その口の根も乾かぬうちに、イランを空爆してハメネイ氏を殺害した。これはロシアのウクライナ侵攻と同じレベルの、国際法違反である。本来アメリカはオリンピックからも除外されなければならないようなことをしているのだ。所が、すべての国がアメリカ関税が怖くてものも言えない。

イランが核武装をするのは確かに問題である。しかし、12日戦争で完全にイランの核兵器製造工場を破壊したと、トランプは自慢げに宣言したのではなかったのか。あれは何だったのかと思う。結局の所、ネタにエフに引きずられてしまい、イラン戦争に突撃してしまった。

確かにアメリカは産油国であり、中東の石油がストップしても困らない。こまるのは中国、韓国、日本及びアジア諸国である。中国たたきが、イラン空爆の副産物として考えて居たはずだ。一挙両得とばかり、ネタにエフのイラン攻撃に便乗させられた。

イスラエルとイランは仇敵である。そしてイランは中東の過激派の支持母体になっている。イスラエルはハマスを支援するイランを、心底憎んでいる。イランにしても、同じである。イランはイスラム教シーア派の教義に基づいた宗教国家である。1979年のホメニイ革命以来、イスラエルの殲滅を宣言している国である。

イスラム原理主義として、イスラエルがエルサレルムに存在すること自体が許せないことなのだ。両国の対立に、ひきづり込まれたのがトランプである。トランプはアメリカの中に存在するユダヤ人勢力の、政治的な支援を受けて当選した大統領である。そして中間選挙が迫ってきている。

トランプはアメリカでもさすがに不人気になってきている。当然のことである。良識のあるアメリカ人であれば、これほど狂気な大統領を何時までも支持していることは出来ないだろう。トランプは焦り始めている。そしてユダヤ人勢力の甘言に乗せられてイラン攻撃をしたのだ。

ハメネイ氏を殺害してしまえば、イランで民主化革命が起るぐらいにしか考えて居なかったはずだ。そんなはずがないことは、トランプ以外の人には分かったはずだ。しかし、裸の王様トランプに真実を語る人はもう居ないのだろう。思うように進まない事態に、トランプは投げやりになってきているはずだ。

問題は日本がどうすべきかである。日本はイランとはホメイニ革命後も良好な関係を保ってきた。それは石油のこともあるのだが、日本がキリスト教や、イスラム教に対して、中立的な立場の国と言うことがある。エルサレルムの利害に何の関係もない。

そしてイランは日本が追うべき諸国ではない、第3国として存在している意味を評価している国なのだ。だから、日本がアメリカへ寄り傾斜してきていることには、深く危惧をしていたに違いない。それでも日本のやむを得ない立場を理解してくれる、理性ある国がイランだったのだ。

所がである。最近の日本は徐々に正しい歴史的は判断を失い始めている。日本の正義というものを見失い始めている。その一番の要因は経済が傾いてきたからだ。経済が苦しいために、どうしても拝金主義的な判断に引っ張られてしまう。そこに経済頭のトランプの登場である。

アメリカに従う以外に日本の未来は無いように思い込まされた人が、増加している。初歩的な間違いなのだ。日本の経済にとって、アメリカと中国の存在は逆転している。アメリカが35%の貿易相手国であったわけだが、今や中国が35%の貿易相手国なのだ。

その中国を日本の仮想敵国だと、日本国民の大半が思い込まされている。何故、台湾侵攻が、日本の存立自体なのかと言えば、交易路が遮断されると言うことだろう。それならホルムズ海峡の封鎖は日本の存立事態にならないのか。高市氏が台湾有事を発言した真意は、日本の軍事力強化をしたかったからだ。

日本国民に、中国は怖いぞと思わせ、中国は大嫌いだと思い込ませれば、日本の軍備を強化できると考えて居るのだ。軍事力強化はアメリカからの要請であると同時に、高市氏自身の長年の念願なのだ。軍事力を強化して、普通の国になりたいというのが、主張である。

そして、日本国民はキューピー人形のように、押せばピーと泣いたのだ。忽ちに中国に対抗するにはアメリカにすがりつき、日本も軍事基地の整備を進める必要があると、日本人は思い込み始めた。全く日本の安全保障の世界での俯瞰が出来ていない。

日本の安全保障は、専守防衛であり、攻撃型の武力を持たないという所にあるのだ。この不可思議とも言える安全保障を、アメリカとの連携で作り上げたのが日本の、敗戦後の安全保障体制であったのだ。日本はもう攻めてこない国になったとアジアから認められたのだ。それが、日本が国際社会へ復帰できた大きな要因となった。

話は、イラン戦争に戻る。トランプは間違った戦争に突入した。何の正義もない。何の目的も、精算もない、戦後の構想など持たないまま、ただハメネイ氏を殺害すれば解決すると考えたバカ殿だ。ベネゼエラ並ばそうかも知れない。北朝鮮ならばそうかもしれない。

イランは中東の大国であり、頭脳明晰な人たちが、国家体制を作り上げてきた、ある意味健全な国家なのだ。もちろんその考え方の中に、反イスラエルという国是が存在し、過激派の温床になったという、大問題は抱えている。しかし、有能な政治家が政治を構成している国だ。

日本はイランと健全な国交のある国として、今こそ和平に乗り出すべきだ。高市氏はトランプに会う。このときに戦争を止めるように主張すべきだ。イランのことはイランに任せる。核兵器を作らないと言うことだけを約束させて、和平をすれば良い。

日本は唯一の被爆国として、核兵器廃絶のためにイランに核兵器を作らないことを約束させる。その仲介の努力を日本が最大限行うから、アメリカはまず停戦して欲しいと、高市氏から要請すべきだ。それが日本国憲法の示すところに、武力を用いない、国際問題の解決法ではないか。

もし高市氏がそれを実現すれば、それこそノーベル平和賞である。そして、日本は格禁止条約に加盟すると、世界に約束すれば良い。今こそ日本の役割は大きくなっている。軍事力の強化ではなく、世界に平和主義の国として、和平の仲介に乗り出すときだ。

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