台湾侵攻はない

   



 石垣島に住んでいるが、台湾侵攻の心配はしていない。東京に行くと大丈夫ですか、などと言われることがあるが、何の心配もしていない。理由はロシアと中国は国柄が違うからである。ロシアは軍人の国で、中国は商人の国だ。中国は経済が悪くなるようなことはやらない。

 自民党の中には今年中に台湾軍事侵攻があると、空騒ぎしていた議員がいた。はずれたわけだから騒乱罪で、議員を辞任してくれることを期待したい。下劣な議員は大変だと騒いで注目されたいと言う自己顕示欲で議員になった人。騒いでいれば必ず一定の支持が見込める。
 しかし、狼議員の悪質な遠吠えも3回で終わりにしろ。まさか本気で台湾侵攻があると考えているのならば、その予測能力の低さは議員を続けるのは迷惑と言うことになる。早々に引っ込むことが日本の為になる。そういえば、岸何とかという人は辞めることになったが、遠吠えが原因か。

 習近平政権は経済を最優先事項にしている。ロシアとの関係もいかにも経済優先である。戦争開始前の予測ではロシアを支持しておけば、安い石油や食料が手に入る。中国にしか売れないとなれば、喜んで安く買える。と踏んでロシア寄りの政策をとったように見える。
 それが、戦争を長引かせ、反ロシア勢力の結束に繋がった。日本の再軍備政策に拍車もかけた。中国にとっても結局のとコロナにも良いことがない結果になった。戦争で解決できる紛争など無い。紛争を悪化させ、歴史的な憎悪になるだけだ。
 中国にはロシアを敵に回して経済に良いことなど無い。この時点ではロシアが簡単に勝利すると踏んでいたに違いない。北京冬期オリンピックでのプーチン北京訪問。オリンピックは平和の祭典どころか、戦争の打ち合わせに利用していたのだ。

 しかしロシアに軍事支援をするわけではない。そこまでやれば、中国にも世界からの経済制裁が始まるからだ。中国経済は世界に前例がないほどの高度成長を続けてきた。ここに来ていよいよ成長の鈍化が始まっている。急速な経済成長は必ずどこかで止まる。中国の経済は正念場にあるのだろう。

 0コロナ政策の転換がコロナ感染爆発を生んだ。これは中国の経済停滞に繋がる。世界も中国の非民主主義を理由を理由にして、いつでも経済制裁を科そうと準備している。ロシア軍事侵攻で、中国に対する制裁が強まり始めれば、経済の停滞が続く事になる。その時には習近平独裁政権も弱みが出てくるだろう。0コロナ反対デモの様子は反習近平活動が起こる可能性を感じさせた。

 今の中国は国内経済の舵取りで、台湾侵攻どころではないに決まっている。台湾侵攻はこの先20年はない。その間にむしろ平和的な統一が行われる可能性の方が高い。それはいずれにしても経済の成り行き次第だ。統一が台湾にも経済的恩恵が産まれる時だろう。

 日本政府は敵基地先制攻撃ミサイルを配備するために、仮想敵国中国による台湾侵攻が、明日にでもあるように騒いでいるわけだ。こうした空騒ぎは世界平和の害でしかない。明日にも軍事侵攻があるなら、政府の特使でも派遣して平和交渉をするべきだ。

 中国の原爆ミサイルに対して、日本が準備しようとしているちゃちな小型ミサイルぐらいで、何が出来るというのだろう。中国は今や核大国なのだ。世界は核戦争に向かっているのだ。こんな状況下に石垣島にミサイル基地を作ることは火に油を注ぐだけだ。それをやれと焚き付けているのがアメリカなのだ。

 むしろ日本は台湾問題に何も関わりません。と宣言した方が良っぽど安全である。これでは台湾には申し訳ない訳だが、戦争となれば人ごとどころではない。先ずは日本の安全の確保だ。誰の文句もないはずだ。南西諸島は日本国民が平和に暮らす島で、防人の島ではない。

 日本はアメリカにそそのかされて軍事国家になろうとしている。アメリカは世界の支配を継続するためには、日本が軍事国家になり、中国に対する防人になる事を期待しているのだ。それが台湾支援を表明した理由だ。中国の独裁は耐えがたいが、その問題と日本の軍事化とは別個に考えなければならない。

 中国はロシアとは仲は良いが、軍事支援まではしない。日本は台湾とは仲は良いが、日本は平和国家なので、軍事支援はしません。アメリカにも自衛隊基地は貸しません。と世界に宣言すれば良い。このように中国に伝えれば、中国も日本に先制攻撃をかける必要がなくなる。少なくともやりにくくなる。

 日本が間違って先制攻撃などすれば、中国の総攻撃が始まる。戦争はいつもそういう掛け違いがつきものだ。どのみちアメリカは日本を前線基地と考えているだけだ。日本を防人にして、アメリカ本土を守ろう作戦なのだ。まあ、日本の本土の人は沖縄だけを防人にしておきたいと言うことなのだろう。

 石垣島の中山市長は何を血迷ったのか、何か弱みを握られているとしか思えないのだが、石垣島に自衛隊基地を誘致してしまった。今先制攻撃ミサイル基地も誘致している。このことを石垣市民の安全の為だと主張したのだから、驚くほど石垣島市民の命を軽んじた人だ。島民の命をどう考えているのだろう。

 ミサイルがある方が石垣島の市民は安全だとでも言うのだろうか。ミサイルが危険を生むと大半の石垣市民は
考えている。戦争になり避難するとなっても、石垣市民の島からの脱出は10日かかると試算が出た。自衛隊が先制攻撃をする10日前に教えてくれるなら良いが。それではばれてしまう。住民が逃げる前にミサイルが撃ち込まれると言うことになる。

 当たり前の事だろう。石垣のミサイル基地を叩かなければ、(ないとは思うが)台湾侵攻が出来ないと言う事になってしまう。中山市長の頭ではどういう訳かこの簡単なことが理解できないようだ。石垣市民の命の危険を冒しても、仕方がないほどの、どうにもならない弱みを握られているのだろうか。

 どのように考えてもミサイル基地を持たなければ台湾侵攻に際して無視してくれるだろう。最近も中国海警局の船が尖閣諸島に長時間居座っている。それでも中国と話し合いを持たないようだ。抗議を繰り返すだけだ。何故これを機会に平和的交渉をしないのか。

 国際紛争を平和的に解決しろと日本国憲法は政府に命じているはずだ。まず日本は国際裁判所に提訴しなければならない。そのことで、日本を攻撃する理由が一気に減るはずだ。何故それをしないかと言えば、それでは石垣島にミサイル基地を作る理由がなくなるからだ。ともかく防人の島にしたいのだ。

 平和的解決の努力を、やろうともしないことは政府は憲法違反ではないのか。日本の軍事化だけに尖閣問題を利用しているに過ぎない。到底軍事競争では中国に勝てないのだ。平和的な交渉をする以外に、道はない。岸田政権は目を覚ませ。中山市長は市民の命を守れ。

 

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