小室さんと眞子様への御祝儀
小室さんは400万円が返せなくて苦労していると書かれている。二人家族で経済的に苦労しているようだ。何とか司法試験に合格してくれるといいのだが。みんなで眞子様の結婚祝いで返してあげようじゃないか。ご祝儀ぐらい出しても良い。お二人は結婚したいと考えている。それなら、他のことは良いじゃないか。皇室の方という事が結婚の壁になるというようなことは悲しいことだ。小室さんのお母さんの元婚約者の人も、別れたのだからわだかまりや言い分はあるだろう。しかし、その昔は好きで小室さん家族を支援したい気持ちだったのだろう。その時の気持ちを思い出してもらいたいものだ。好きだとついつい貢いでしまうというか、支援したくなる。しかし、熱が冷めてみれば貢いだお金が惜しくなる。愛しさ半分憎さ倍増で貢いだ金まで返せと言いたくなる。分からないじゃないが、400万は諦めるのが潔い道ではなかろうか。それが出来ないのが人間というものなのだが。人間好きで結婚したいという事以上のことはめったにあるものじゃない。様々障害はあるだろうし、先のことは誰にもわからない。こういうことは回りは静かに見守る以外ない。
今回の事でわかったことは、女性天皇はダメだという事だ。女性がだめという意味ではない。もし小室さんが天皇の御主人になるとなれば、問題が複雑化する。国民の象徴の御主人であるから、当然国民も期待をしてしまう。ああ、こう、いいたくもなるだろう。それではさすがに厄介なことになる。皇后の美智子さま、雅子さまも皇室に入りして苦労されたに違いない。まだ女性で良かったというほかない。女性差別ではない。お二人とも類まれな立派な方である。国民として心から感謝もしている。女性天皇になる方の、立派なご主人に迎えなければならないという事は大変すぎる。又是非になりたいという人には、おかしいことがあるかもしれない。男性であれば、今以上の困難が待っているように思う。今回の眞子様の問題で皇室というものの将来を、自分たちと同じ人間であるという前提で考えたのではないだろうか。小室さんを批判する傾向のテレビを偶然見たが、とんでもない話だ。黙って見守るのがこういう時の国民の皇室に対する配慮であろう。
皇室のことを考えるといつも思う事は、京都に暮らした方がいいという事になる。政治とは距離を置くことが、大切である。いつも皇室を利用しようというような力学を感じる。それだけ影響力があるのだろう。しかし、右翼的にも、左翼的にも、皇室は関係しない。皇室はあくまで日本の文化的、学芸的な象徴であってほしい。政治から離れるほど、世間が静かになる。修学院離宮で、日本文化的に暮らしていただく。学芸に励んでいただく。それこそ今の日本が一番必要としている象徴ではないだろうか。平成天皇は鎮魂の象徴だった。天皇の作り上げた安寧な暮らしの為の鎮魂の象徴に多くの人が癒されたのではないだろうか。それは戦争を行い敗戦をしたという、過ちを背負って生きたからだろう。戦争責任の問題。そして、謝罪と鎮魂。難しい道を歩まれたと思う。
天皇の仕事は、やはり、稲作にまつわる信仰である。それが日本人と日本文化の源泉である。役割としてお米を作るという事以上のことはないのではなかろうか。もし憲法に定めるように、天皇家を日本の象徴としてこれからも続けるのであれば、やはり省庁の意味は問いつづけなければならない。それは日本国という国柄を考えることでもある。日本国の目指すところの方角を定める指針が必要である。例えば、現在韓国との関係が悪化している。韓国の態度をおかしいと考える日本人が多いだろう。その時に、日本人は韓国のような国柄になるべきではないという事があるのだろう。自衛隊が日本国憲法に定める専守防衛にふさわしい姿勢を貫いてもらわなければならない。 そこには日本国という平和を求め正義を尊重する国柄が、大切にされていてほしい。天皇はそうした象徴なのではないだろうか。