トラクターを購入したい
トラクターはその昔は持っていた。古いものを中古で購入したものだ。茨城の絵の友達が紹介してくれた。彼はその後、最後の安井賞作家になって機械会社を止めた。機械のことが殆ど分からないので、困る。そのトラクターは10年ほど使って壊れてしまった。それ以来、できるだけトラクターを使わないでやれないかなどしてきた。それでもどうしても必要な作業がある。多くの機械作業はまごのりさんにお借りして済ませてきた。有難いし、申し訳もないことである。自分のトラクターが欲しい。考えているとどうしても必要だと言うことになる。麦の畑で堆肥の実証圃場をやるには、トラクターが無ければできない。ハンマーモアーでの草刈りは終わっているから、一度土が乾いてきた所で耕して、堆肥を入れてからもう一度耕して、それから、2週間おいて播種する予定である。月末までに片づけなければならない仕事である。ああ日にちがない。やはりトラクターが必需品になっている。
問題は買い方が良く分からないということである。高い買い物だ。ネットで調べると価格は50万円から200万円位のようだ。丁度良いものを買いたいと思うと、分からなくなる。中古品で良いのか、新品を買った方がいいのか。こういうことからして良く分からない。大きさも大きすぎるものは、田んぼに入らなかったりするから、適度に小さいものが良い。と言って力がないものでは、作業がきれいに出来ない。機械が重すぎるものも土壌を鎮圧しているようで感じが悪い。などなど考えていると、どんな機種を買ったらいいのか、いよいよ分からないくなる。農業の形が農家とも違う。トラクターがあるとなれば、使用頻度もそれなりにある。案外に面積は広い。3ヘクタールくらいか。移動は出来るだけしたくない。トラックがないということもあるから、2キロくらいは自走して移動しなければならない。これがまた怖いのだけれど、安定していて転びにくいものが良い。入りにくい田んぼもあるから、操作性も良くなければ。
いずれ自給農業に機械は良くないという気持ちがあって、購入できないで来た。しかし、そうも言って居られない状況に来ている。ハ―ベスターやバインダーはある。トラクタ―を買わないでいること自体が、矛盾のようなものかもしれない。この先頑張っても10年ぐらいだろう。トラクターを買うなら最後かもしれない。それで、ネットの農機具紹介と言うところにお願いした。条件を書きいれて、情報を待った。昨日送られてきた。所が送られてきたものが、様子が違っている。機械が大きすぎる。ロータリー幅が120センチぐらいの小さいものが良いかと思っていた。やはりネットで探すのは難しいようだ。機械の程度については全く分からない。紹介してくれる人も実物を見ている訳ではないようだ。遠くの人ではないからいいかと思ったのだが、機械があるのは島根県らしい。
やはり、新車を買わないといけないということなのだろうか。新車なら近くの農機具屋さんで買うことになるだろう。一度お願いしたら、他を探すということが難しくなる。自分でもう少し研究しなければならないだろう。自分がやる作業が一体どんな機種が適しているのかを、少し知らなければだめなようだ。それがまた、情けないことに調べる時間も能力も乏しい。どこのメーカーの機械でもたいして変わらないのかもしれない。正直どうしたらいいのか分からなくなってしまった。どなたか詳しい方、購入法を指導してもらえないだろうか。
昨日の自給作業:畑の準備 累計時間:11時間