焼却灰の高濃度汚染
川崎の汚泥の焼却灰が高濃度汚染していた。朝日新聞によると焼却灰から1万3200ベクレルとある。これが事実としたら、大変なことだ。至急汚泥の焼却を止めなければならない。これだけの放射能が焼却灰としてあるなら、当然煙は放射能を噴き上げているはずである。周辺住民は大変な危険が迫っている。と言うことは、小田原の焼却場も同じではないかと推測される。緊急に調査が必要である。小田原でお茶から放射能が検出された時点でも、焼却場では大量の剪定枝の焼却が続けられてきた。中止すべきとここにも書いた。環境政策課には生ごみクラブの事務局会議において申し入れた。回答のないまま、焼却は今も続けられている。周辺住民の健康被害が起こりかねない。どうしたらいいのか。ともかくこのままを市長への手紙に送りたいと思う。あらゆる植物が、枝葉に新芽に放射能を集中している可能性がある。それを刈り取った剪定枝の焼却を中止し、至急焼却灰の測定をしてほしい。
緊急事態である。まず、焼却灰と周辺の土壌放射能の測定を行わなければならない。焼却場は小田原市のものだ。そこが放射能をもしまき散らしていたとするなら、誰に責任があるのか。焼却灰の処理をしている職員が、高濃度汚染をして居る可能性もないとは言えない。管理者としての測定の義務が小田原市にはある。裁判に備えて、周辺の土壌を採取をしておきたい。なんという恐ろしい事態が起きていることか。久野川の魚の大量死もすぐ焼却してしまった。証拠隠滅とも言えないこともない。放射能は見ないふりは出来ない。周辺の土壌を保存しておけば確固たる証拠となる。そして、例の根府川の唯一の土壌調査の結果ですませている、事なかれ主義では次の世代への責任が果たせないことを、自覚して欲しい。焼却場周辺が際立って高ければ、その責任は小田原市にある。久野は農業地帯である。農地を汚染させられることは、大変なことだ。これを何とか食い止めなくてはならない。焼却場灰の調査を至急行うこと。それまでは剪定枝や草は燃やしてはならない。
これは全国の焼却場に起きている危機である。放射能汚染の可能性の高いものを燃やさない。これを徹底しなければならない。命を守るためだ。放射能を軽く見てはならない。私はこのことを気付いていた。この危険を気づいていたにもかかわらず、また、その日に追われて、追及が甘くなった。この姿勢が結局原発を許してしまった結果である。身の回りの危機。久野に小田原の剪定枝が集まり燃やされる。ただでさえ高濃度の放射能が降り注いだ可能性がある箱根東斜面である。周辺の放射能汚染は気に成るところである。小田原の市会議員など、一体この事態に対して行動をしているのだろうか。被災地に行ってボランティアをしていますなど、ご立派に誇らしげに書いているが、足元がそれどころではない。市会議員の第一の仕事は小田原市民の暮らしを守ることだ。政策として行政に要求することが役割である。放射能に対して、どう行動しているのか。調べた範囲では、共産党の市議団が、汚染の測定を要請したということぐらいだ。
昨日からこのことが気に成り、居たたまれない。何が出来るか、どこから手をつけたらいいのかも分からない。実は土壌調査の結果も出ている。それに基づき小田原市の農政課には、農地を広く測定して欲しい事はお願いした。お願いしたというより相談した。県が統一して測定を行うことに成っているらしいからである。県に対しても、今日行ってみるつもりだ。ともかく都合の悪い事実であれ、事実を知ることしか始まらない。身をこごめて通り過ぎるのを待っていたとしても、放射能は消えない。小田原なら、対応できる範囲だと思いたい。剪定枝を野焼きしている人すらいる。放射能をまき散らしているのだと冗談で言っていた。全く冗談にもならない、恐怖である。我々には冗談だが、次世代にとっては許しがたい裏切り行為である。戦後世代はすべからく日本を放射能汚染した、責任を負わなければならない。後はどこまで、被害を小さく食い止めたらいいのか考えるしかない。