岸田内閣は統一協会に引き釣り込まれる。

岸田氏は内閣改造を行った。統一教会と関係した議員を自民党内で調べて、内閣から排除しようと言うことが主たる目的と思われる。ところが改造された内閣に統一教会と関係した議員が7人も再度入閣していたことが確認された。統一教会の自民党への浸透はすさまじい物がある。
自民党の200名の国会議員が関わっていると言われてきたが、維新などの議員を加えれば、日本の議員への影響は驚くべき状態であった。統一教会は本来であれば、霊感商法で有罪になったときに、活動を停止すべき組織であった。
それが何故か活動は継続された。その理由は政治家との関係の強さから、生き残ったと想像される。本来オウムと同様に監視を続ける危うい組織としなければ成らなかった。統一教会は日本から金を搾り上げる反日の韓国の組織である。何故そんな組織と自民党は深く結びついたのだろうか。
少なくとも政治家が関係するなど論外であろう。資金集め活動を停止し出来なかったのは、自民党と深い繋がりがあったからだろう。その資金は韓国に流れて行くのと同時に、日本の政治家に流れていたのだ。アベ長期政権の時代にその頂点に達した。
その繋がりは岸信介時代に始まり、安倍家は深い関わりを続けてきた。そして、安倍家の公には出来ない弱みを握られているのではないかと思われる。だから、今になってまで、安倍晋三氏はビデオメッセージを送らざる得なかった気がする。
アベ政治は暗闇からの影響が絶対の政権だった。今もその日本の暗闇が安倍を国葬にしろという力になって、岸田内閣に圧力がかかったのだ。その暗闇は統一教会もある。創価学会もある。靖国勢力もある。極右団体もある。財界からもある。日本を暗闇から支配している、有象無象の集積なのだろう。
だから、安倍氏は死んだ人に申し訳ないとは思うが、木偶人形として、口パクされる人形として総理大臣になったのだと思う。安倍氏自身はごく普通の人だ。安倍氏の能力は暗闇の言うことをそのまま言えるという所にあったのだろう。だから、総理大臣を辞めてからも、安倍氏を通して日本の政治を支配しようという暗い力が働いた。
自民党は明治時代のような家父長制度的家族主義を日本国憲法に持ち込もうとしている。それは韓国流の家父長制度が根にあるのかも知れない。統一教会にある家族主義である。それを受け入れたのが自民党憲法草案である。統一教会は韓国のカルト組織にもかかわらず、そこまで日本の政治に影響を与えられたのだ。
韓国は儒教の影響が強く、日本よりさらに家族主義の国だ。統一教会の合同結婚式はまさにそれが表された物なのだ。韓国には日本時代に作られた戸籍制度が最近まで残っていた。結婚するときは、夫婦は別姓ではあるが、戸籍は男性の側に入籍する。
戸主は夫であり、その横に別姓の妻、子どもたちは自動的に夫の姓となった。 別姓が認められているが、夫の姓名を名乗ることさえ出来ないと言う差別のある社会だ。そのおかしな家族主義を日本にも持ち込もうと統一協会はしてきたのだろう。
日本で霊感商法で儲けたお金を韓国本部の大きな霊廟の建設に充てているのだ。まったく韓国のために日本の政治家は協力させられている構図だ。一体従軍慰安婦や徴用工問題はどこに行ったのだ。それどころで無いお金が韓国に奉納されてきた。そのおこぼれを自民党の政治家はもらって、協力しているのだ。
その先頭に立つのが看板の安倍氏なのだ。こんな国辱行為を続けていた安倍氏を国葬にしてはならない。国葬どころか韓国にお金を貢いだ片棒を担ぎ、日本に泥を塗った人間だ。暗殺されなければ、ここまで明るみには出なかっただろう。日本の黒幕達の何とも怖い姿が見えてくる。
現憲法がアメリカの影響下に作られたから、独自憲法を作りたいとしながら、なんと今度の憲法は韓国の影響下に作ろうというのか。これほど情けない自民党憲法なのか。韓国のカルト組織に指導を受けなければ、自民党は憲法草案も作れないのか。一体統一教会との腐れ縁はどこまで続くのか。
日本では憲法改定をして、まさかの合同結婚式が始まるのではなかろうか。それは冗談にしても、家長制度の復活を自民党憲法草案では示している。韓国のおかしな家族社会を模範にして、日本は従おうというのか。とんでもない恥だ。この恥を自民党はどうしてくれるのだ。
そんな統一教会と持ちつ持たれつの人間を、いくら暗殺されたからと言って、国葬にしてはならない。日本の恥になる。世界での面汚しになる。韓国に笑われることになる。国葬にすれば、岸田内閣の評判は下がり続けるだろう。それでも闇の圧力は岸田氏の変更を許さない。
もちろん憲法改正どころではなくなる。これほど霊感商法の統一教会が自民党に食い込んでいたことが分かった以上、すべてがやり直しだ。岸田氏が新しい資本主義を手を付けたいなら、まず反省して国葬を止めることだ。安倍氏の国葬を喜ぶのは韓国人ぐらいのものだ。カルト集団にビデオメッセージを送った人を国葬にした日本ということで、世界に恥をさらすのだ。トランプも同類ではあるが。
しかし、国葬の撤回が出来ないだろう。想像以上に自民党は様々なくらいしがらみの中でしか動けなくなっているのだ。選挙で政党が交代しなくてはならないというのはそこに理由がある。アメリカでは旨く民主党と共和党の交代が機能している。トランプも一応は選挙で落選した。一人の人間として検察の調査が入っている。
アベ政権の利権構造も、検察は調査しなければならない。昭恵夫人の勤めていたという電通とオリンピック利権など、どう考えても怪しい。コロナでも様々な利権構造が言われている。こうした既得権組織が暗闇圧力と成って利権に絡んで、日本を動かしている。
すべては政権交代の起きない選挙制度によって、培われた官僚社会のしがらみ。日本人の長いものには巻かれろ的な体質から来ている。何時になったらったら、一人の人間として自立して、自分で判断できる日本人になるのだろうか。
一つの政党が長く権力の座にいると、必ず腐る。悪奴ほど長くなる。プーチンも、習近平も、そして安倍政権も長すぎた。長かったアベ内閣は根底から腐った。悪い関係が溜まって行く。統一教会まで息を吹き返して自民党議員達とつるんでいた。
この統一境界問題を岸田政権は自ら正すことが出来そうにない。やはり、政府に問題があるときには、反対党に政権が移るような政治体制でなければ、日本の政治はまともな物にならない。小選挙区制という選挙制度が悪すぎるのだ。