湯花楽

   

秦野の湯花楽に初めて行って来た。前に触れたがタンドール窯の材料を買うこともあって秦野に出かけた。どちらかといえば湯花楽に行ってみる、ついでに窯材料を買って来た。湯花楽がなかなかのものだという噂は何度も聞いている。小田原からわざわざ行く人も多いい。なかなか行けないでいたが、ついに行ってみた。噂どおりの「湯遊三昧」であった。そう案内にある。秦野にオデカケスル。子供の頃の街まで行く感じ。しばらく前からの、大げさに言えば私的イベントである。値段は平日650円(会員)。高くはない。一般は750円。会員になるには100円。こう言う値段設定はどういう意味が。入り口の自動販売機で戸惑いながら、ワクワクしてしまった。ついでに触れておけば、湯花楽は246号線を「チャイナガーデン」の所で山の方に曲がる。どうせなら、ここの中華で夕飯がお勧めである。値段が安い割りに中々のものである。以前、掛けてあった素晴しいタピスリーが、なくなっていたのはどうしたのだろうか。

1、清潔度「8」清掃が行き届いている。お湯自体が清潔に保たれている所が評価できる。二階のサウナでは、大きなマット布を自分用に仕えるのはありがたい、この値段にして、すごいサービス。

2、泉質「6」普通の水であるが、綺麗に管理されている点では点数が高い。多分使用するお湯の量が、普通より多いい気がする。水風呂は17度台冷たく、水量が豊富。

3、環境「6」静かな所ではあるが、自然環境という意味では中程度であろう。露天風呂から、景色が見えるという環境のはずなのだが、そうは作られていない。

4、食事「5」雑然としていて、残念である。日帰入り温泉の定番。奥の鉄板焼きコーナーは悪くなさそうだが、タバコの煙がすごいところが問題。メニューは常識的、高くはない。味は食べなかったので、申し訳ない。

5、湯船施設充実度「9」この値段でサウナが3つはすごい。1階が高温サウナ。二階には中温と低温サウナ。アメジストサウナと名ずけられた所で、ごろ寝が出来る所がいい。アメジストによる壁画は一見の価値あり。相当石が抜けているのは、アメジストゆえか。ジェットバスは勢いが強い。露天の滝をもう少し工夫して打たせ湯にすべき。二階には塩と、水の足湯を置くといい。

6、従業員の対応力「8」明るい若い従業員が多く。気持ちがいい。前向きな空気があって、今時珍しい。社員教育的な作られた愛想笑いでないので、実にいい。経営者がいい人なのかもしれない。

7、コンセプト「9」癒しをコンセプトにしてゆったり感が演出されている。静かに休める、ベンチベットの一角を設けたり、雪の降る部屋クールルームがある。黄土サウナ、アメジストサウナ、等を「癒公蒸」となずけ普通を超えようとしている。アメジストサウナの石によるモザイク画は一見の価値がある。せま目の空間だが、私が行った時は二階は4人ほどだったから、ゆっくりした気持ちが味わえた。癒しの音楽のはずがスピーカー故障か音質が悪く、残念。

8、価格満足度「9」650円なら満足だが、回数券がない所が少し疑問。

9、全体施設「7」窮屈感がある。混んだ場合はすれ違いでぶつかるような状態が予測される。お風呂屋としては必要充分でもある。

10、アクセス「7」電車で行くのは難しい。車なら問題ないが、駐車場は充分ある。

総合点:74点。私の経験では茅ヶ崎の愉快爽快についで第2位。75点以上は合格点なので、もう一息で、文句なしというところ。

 - 日帰り温泉