SNSの利用方法

高市氏の支持が異常に高い。選挙は近いと考えなければならないのだろう。年内にあるのかもしれない。選挙があれば、自民党はついに終わると期待していたのだが、高市氏が国民を苦しめる前に、選挙をやれば自民党勝利になりそうだ。そして選挙を行い自民党が勝利すれば、日本はいよいよ、危険な軍国主義に進むことになるだろう。
国民が自民党を嫌い始めていたのは、中道化する自民党に不満があったということのようだ。少数与党で中道化の道は、石破内閣でなくとも仕方がないことだったわけだが、妥協してゆく自民党に耐えかねたわけだ。ところが維新との右翼連立で、高市内閣はかなり保守的な政策を断行することになるだろう。それに期待しているのかもしれない。
そういう意味で参政党支持層まで、自民党は取り込む可能性が出てきている。自民党が保守化すれば、参政党はより極右化して自己主張することになるだろう。多分核爆弾の保有や、空母の建設など、対中国の先頭に立つような勇ましいことを言い出す。そして外国人労働者の排斥も明確に党是にする。
戦前軍国主義に進んで言った理由の一つが、不景気と格差と政治の汚職である。軍内部から革命勢力が登場したのだ。2.26事件で反乱を指揮した青年将校の一人に香田という人がいたはずだ。私ぐらいしか知らないことなので、ここに書いておくが、三軒茶屋のスズラン通りの今は餃子の王将があるあたりに、ボタン屋さんがあった。
そのボタン屋さんをやられていた方が、処刑された香田さんの弟さんだった。私の家は洋裁屋だったから、そのボタン屋さんとはかなり懇意になった。香田さんはよく私の家に来ていた。その方は寡黙な方で、見た目が本当の立派で、まるで軍人のような姿勢をしていた。誠実できちんとしすぎているような方であった。
めったにお兄さんのことは語ることはなかったが、一度だけ大変申し訳ないことをしましたと言われた。兄のことは聞かないで下さいと言われた。なるほどお兄さんもこういう人だったのではないか。正義感が強くて、社会の格差や矛盾に対して立ち上がらないではいられなかったのだと、弟さんを通して実感した。世の中を動かすものはどうも理屈ではない。
今回の連立が正留津する前に、国民民主党の玉木氏は表現を誤った。毅然としていなかった。態度がうろんで、有利な方に動こうという姑息さが見えた。個人的な感情で立憲嫌いなのだと見えた。たちまちに人気が急落した。国民はわけのわからない政治ではなく、わかりやすい引っ張ってくれる人を求めているということが分かった。
SNSと言うもので選挙が動いていると言われている。社会に対して大きな影響力のある手段らしい。しかし、やらないのでわからない。あの友達要請というのがどうもいけない。友達といわれてもそうなのかどうか。多分違うかな。友達と認めたら、それなりの責任が生じそうで。多分そうではないものらしいということぐらいは知っている。
それでも何がSNSかも知らないので、実はやっているのかやっていないのかもよく分からない。ブログは長くやってきた。ホームページもやっている。フェースブックもやっている。フェースブックでも間違って、友たち要請はされたり、したりした。あれは友達ではなく、知人にしてもらいたい。
こう言う物はSNSとは言わないらしい。と思うが良くは分かっていない。何がどう違うかも分からないが、ラインというものはやっている。これは台湾に行くようになり、台湾では農家の方と連絡を取るのに、メールでは無くライン中心だったからだ。ラインで台湾から普通に石垣の家に電話が出来たのには驚いた。
あれからラインは大いに利用している。その時の説明ではラインは確か韓国で生まれた物と聞いた。今調べてみると「もともとLINEは、NHN Japan傘下のネイバージャパンで企画・開発されたサービス。NHN、ネイバーは今年1月に事業統合したため、現在の運営企業はNHNとなる。ともに韓国ネット企業の日本法人。そのため、LINEは『韓国産』と勘違いされることもあるというが、日本で企画され、日本で作られた『純国産』である」
そういう日本の物だったのかと驚きである。日本にもこんなITの能力があったのだ。世界中で1億人(うち国内は4100万人)ものユーザーを集めた。日本発で世界に広がるSNSがあるのだ。無料で国際電話が出来るのだから、驚くべき方法だ。ラインはかなり電波の弱いところでも可能だ。問題は情報漏洩だと聞いたことがあるが、その内容については分かっていない。
ところでラインはSNSなのだろうか。違う気がするが、わからない。「代表的なSNSには、Facebook、X(旧Twitter)、Instagram、LINEなどがあり、個人間だけでなく、企業や団体が情報発信するマーケティングツールとしても活用されています。」と出ていた。それなら私もフェースブックもラインもやっていることになる。
そうなると、私の使い方がSNS利用とは違うと言うことなのだろう。先日のボタン農園に関するSNSに、私のブログ掲載文章を、AI要約という物で、要約して、SNSに乗せて良いかというので了解した。まだ見てはいないのだが、要約は上手く出来ているに違いないので、確認するまでも無い。
というか、のぼたん農園のSNSというものを、見たこともないのだ。登録はしてくれたのだが、どうすれば見れるのかがわからない。完全に乗り遅れている。グーグルマップとグーグル翻訳の使い方を台湾旅行の前に教えてもらい、台湾旅行は楽しく過ごせたのだが、帰ってきてもうよくわからなくなった。
たいてい新しく覚えたことは、使わないとわからなくなる。時計の登録の仕方も、買ったときには何とかこなしたのだが、止まってしまったので直そうとして、大変だった。「X」というものが使えないといけないらしい。しかし、Xをやぅっている人が、どうも嫌いだ。トランプのフェークニュースがなぜ許されるのかがわからない。
トランプがアメリカで支持されていることも、ロシアでプーチンが支持されていることも、中国で習近平が支持されていることも、引きづってゆく指導者だからではないか。不安と混迷が社会を覆い始めている。自信ありげに、こうすればいいのだと嘘までつくような人を、国民が望み始めている。
だから、SNSで世の中が動いてゆくのではないか。もしかしたら、伊東市の田久保氏ですら、あの無茶苦茶の傲慢さを評価する人が、何かの力がSNSで陰謀論が蔓延すれば、突然支持者があふれてくるということではないか。例えば、伊東市の田久保氏に敗れた前市長が東洋大学を動かしたのだ。というようなフェークニュース。
一言でいえば、世界はヒットラーを求めている。コンピュター革命に対応できないためと、資本主義の行き詰まりで、世界に未来に対する不安が広がっている。その不安を払しょくする政治を期待している。そういう時には、民主主義よりも、独裁政治が幅を利かすようになるのではないか。
高市氏が日本のヒットラーになる可能性はある。今のその芽を摘まなければならない。高市政権が続くようであれば、日本は軍国主義化するに違いない。内閣総出で靖国神社に参拝する国になる。もうこういうことを書いていれば、警察に捕まるようになるだろう。まだかと今は思うかもしれないが、突然世の中の色は変わる。
