7月の自給作業
7月は大豆の作業が中心になる。6月26日 種まき。6月30日 緑化作業に入っている。7月2日 土入れ。7月6日 断根、差し芽。この間14日直前に畑の準備をする。 7月14,15日 大豆植え付け。以上が予定である。今年は、田んぼの跡地ではなく、久野の小麦畑の後でやっている。久野に作業を集中させたいということでもある。トラックターの移動がないから、大して時間がかからず作業が出来る点がありがたい。トラックタ―ノ作業は土の状態によって、また草の状態によって、土壌状態はよくもなり悪くもなる。小麦が終わってから、3回耕す。小麦の刈り取りが、6月10日だったから、1ヶ月少々の間に畑の準備をする。まず6月14日に、小麦の終わった畑に鶏フン堆肥を25袋播いて、トラックターで粗く耕運した。24日に2回目の耕運をした。3回目は、7月14日の直前に天気を見計らって耕す。直前に行うことで植え付けが楽になる。草との競争に苗の方がが勝つことになる。
大豆は草対策が重要になる。大豆は夏の作物なので、2度か3度草取りに入らなければならない。これが相当にきつい。家の方の畑も、大豆を少し広げようかと考えている。新しい畑で大豆が成功するかどうかが、心配なところである。田んぼの跡地での大豆栽培技術をほぼ確立したが、山の乾く畑で上手くゆくかどうか、まだ心配なところである。家の畑でもやっていれば、少しは目が届き対応策が分かるだろと思っている。現在、緑化の途中である。6000株苗を作っている。これでおおよそ7畝の畑に一杯になるはずである。35センチ間隔で植えたらどうかと考えている。余分に1割ほど作るので、余ればこれを家の方に植えたいと考えている。着目点は花が咲くころ雨が降るかどうかである。山の畑の乾いた状態で、大豆の花を実に持ってゆく自信がまだない。このあたりがどうなるかが今年の最大の課題である。
田んぼは順調である。初期の抑草もほぼ成功している。田んぼに戻して4年目の土壌の状態としては、だいぶ土壌も良くなってきている。トロトロ層の形成も去年より良いように見える。コロガシを縦横一回入れたぐらいで何とか収まっている。特に春水田んぼにしたところは草の出が目立って少ない。入水口の1番の田んぼがやはり生育が遅れているので、ため池にソバ糠を入れてみたい。来年は11枚すべてを春水にしたほうがいいだろう。水漏れ対策が一番であろうから、石積みの直しは冬の間にやろう。ハウスのトマトは6月から成りだしているが、どこまで安定して採れるかである。いっぺんに取れる必要はないが、せめて10月頃まで安定して実をつけるように考えたいと思う。例年暑さで受粉しなくなる。涼しくなる工夫をしようと思っている。
抑制栽培をしようと考えている。自給農業では収穫時期をずらすということはとても大事な課題である。麦が終わり、畑の余ったところにトウモロコシとかぼちゃ等を播いてみようと思う。7月1日に播いてどうなるか。春先のトうモロコシはお茶がやられたときに、一緒にだめになった。そこで蒔きなおしたものが、今ぐんぐん伸びている。これは追肥をしたことの効果が出ているようだ。果樹は、桃を少しづつ食べている。リンゴのように堅い桃なのだが、子供のころ食べた桃の記憶があって、美味しく感ずる。ひと雨ごとに軟腐病が出るので、柔らかくなるまで待てないということもある。梨が始めて実がついた。一つだけなのだが嬉しい。プラムや李もいくらか実が付いている。柿、栗は豊作のようだ。竹藪の片づけをしなければならないが、遅れている。
昨日の自給作業:大豆の緑化と苗土準備1時間 累計時間:36時間