大豆の土中緑化法:定植

   


差し苗をした所。出た葉は5ミリ程度残して切るのが良さそう。

大豆の栽培法
手順1、7月1日去年 6月29日今年
15箱の苗箱(332mm×473mm×90mm )に6分目程度に山土を入れる。そこに一面に成るように、大豆を蒔く。おおよそ250粒程度ではないか。大豆を蒔いたあと水をかけてから、パオパオをかけ、その上から4センチほど土をかぶせる。そして再度水を十分に与える。苗箱は水平に置かないと、土の湿り気が偏る。今年21箱の苗箱に100グラムずつ播種する。4箱が余るが生育が遅れていたので、丁度足りた。

手順2、7月4日(3日の事もある)7月2日夕
箱の底からねが出てきているのを確認できたらなら、パオパオごと土を取り去る。大豆種の状態は豆もやしのように根がのび、大きな白い双葉が開きかかっている。この間外に置き雨がかかっても構わない。余り乾くようならば、水をやる。ここから白い大豆モヤシに日光を当てて、緑化に入る。

手順3、7月6日(5日の事もある。)7月4日朝
1日ないし2日間直射日光に当てる。曇りであれば長く。雨ならさらに長く3日。子葉が緑に成るまで充分に日に当てる。これが土中緑化の意味。茎が赤みが差すくらいが良いようだ。緑になったら、種がすっかり見えなくなる程度に土を入れる。水をしっかり与えて、土が隙間に入り込むようにする。

手順4、7月9日(これは本葉がしっかりと8の字に成るまで待つ。)7月8日と10日少し遅れた感もあった。断根・摘心・挿し木を行う。ばらつきがあるので、早いものから行い、2度に分けた方が賢明である。天候と水やりにより前後する。だいぶ余裕があるが、良いものだけを使うつもりで行う。水が多ければ早くなる。15箱の苗を50の苗箱に7×10で挿し木するが、子葉の良くないものは使わない。茎が太いほどいい。80%使うことで苗は足りる。できれば子葉の根元まで土に差し込む。茎全体から根がでる。みんなでの作業の1回目。挿し木した苗箱をそれぞれが持ちかえっても良い。60トレーに挿し苗が出来る。後から10箱に挿し苗。全体で70トレーある。70トレーで4000株ぐらいになるが、これで畑にちょうどのかずになった。昨年は苗の植え方が足りなかったようだ。差し苗をしたら、パオパオで全体を覆うと良い。水やりは朝晩。


手順④加える苗床の準備苗床は、7月8日の中ぼしに合わせて耕す。1度ではだめなので、翌日もう一度行う。水の流入がひどい。どうやって排水路を作るか問題。水は必要だが、いつも濡れているのでは良くない。

手順5、7月18日(1日の種まきから2日は前後する。)7月16日18日
大豆苗植え付け。苗は寝かせて植え付ける。作業はベットがうまくできていたとして、20人で3時間程度。今年は16人で2時間で4ベット。暑すぎるので午前中で終わる。植え付けた後は水が必要。植える前に土が湿っていた方が良い。夏の晴天時では、苗が一気にしおれるので注意が必要。長靴、手袋が必要。16日が2度目の干しであり、比較的土は乾いていた。17日、18日と終わるまでやる予定。
注意点
大豆畑は必要な時水が使える田んぼの跡地が良い。連作では特に問題は起きない。田んぼ跡地なので、粘土なので塊りに成りやすい。干し田の時を見計らい、耕す。細かく良く耕した方が良い。ベットは出来るだけ高めに作りたい。ベットの間が水路に成る。

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