ネット通信の契約

   

ネット契約を変えたいと考えて居る。たぶん多くの老人が何となく、不利な契約をしている不愉快さを感じているような気がする。石垣に来てWi-Fi環境が必要で、ドコモと契約してそのままである。分からないまま急がなければならなかったので、小田原での契約と同じことをした。今となっては割高な契約を続けていると考えて居る。

この愚かな選択をしているような不愉快さが長年続いている。この不愉快さは徐々に強まってきた。結局よく分からないと言うことが原因で、割高だろうが仕方が無いと言うことには、我慢ならない性格である。分からない年寄りを食い物にしていると腹が立つ。そういうわけでは無いとは思うが。問題があるとしても、安いWi-Fiに契約をしようと決めた。

ネット広告が、頻繁に現われて、「こっちのみ-ずはあーまいぞ。」と歌ってくれるからだ。確かにずいぶん安そうだなと思うが、よく調べる煩雑さを乗り越える能力が無いまま一日延ばしにしてきた。ドコモの現状でいいやと諦めてきた。しかし、活動している時間の大半をアトリエカーの中で暮らしている。ここにネット環境が無いのはやはり不都合である。

こうなった原因の一番は、Wi-Fi環境とモバイル環境の違いと言うこと自体がよく分かっていなかった為だ。台湾に旅行に行くようになって、桃園空港にある携帯電話会社の出店でいつもSIMカードを入れ替えて貰う。驚くほど親切で、訳の分からない年寄りにも親切に対応してくれる。ドコモは分からない年寄りは、良いカモだと考えている。台湾を出るときにSIMカードを再度戻すための準備までしてくれる。

ここで今更ながらSIMカードという物の意味を理解できるようになった。私のスマホやタブレットの中には、日本で使えるSIMカードが入っている訳だ。先日、開成町のドコモショップで、上手く使えなくなったSIMカードを新しい物に変えて貰った。何があったのかは分からない。

ところが、せっかく変えて貰ったSIMカードをまた新しい物に変えなければならないらしい。ともかく、モバイルWi-Fiとか、チャージWi-Fiとか言う物を購入することにした。のぼたん農園の仲間の石原さんがホームページを立ち上げようとしていて、その内容をその場で確認するためには、農園でパソコンでホームページを確認する必要がある。

やはり、スマホではホームページは十分な確認が出来ない。スマホでは文章を打つことが出来ない。のぼたん農園の「作業日誌」という物が必要だ。毎日その日あった作業を記録しておく。自分たちだけで無く、見る人全員の参考になるはずだ。作業日誌はのぼたん農園で忘れないうちに書く方が良い。

加えて、今のように早朝からブログを書いている。昼間スマホで自分のブログを読んでみることもある。間違いに良く気づく。ずいぶん間違えていて恥ずかしいが、それも私だと思ってはいる。気づいたとしても、スマホでは旨く直せない。誤字くらいなら良いのだが、おかしな文章を直すには、パソコンで無ければ無理だ。

ノートパソコンは持っている。アトリエカーにWi-Fi環境があれば、ノートパソコンを車に積んで置いて、直せることに気づいた。いや、直せるだけでは無く、新たにブログを書くことだって出来るかもしれない。田んぼのことを書くときなど、今見ているイネのことを写真を撮り掲載して、文章で説明を書く。

現場で文章が書ければ、かなり、正しい農業技術の説明が出来る。例えば、ひこばえ農法の技術の確立が今ののぼたん農園の課題である。一次分節から出てくるひこばえと2次分節から出てくるひこばえの違いの説明をするのは難しい。農業技術の確立のためには、一次分節からのひこばえを多くする技術確立が必要である。

このあたりの状況を写真を撮り説明することは、現場でイネを観察しながらで無ければ出来ない。もうひこばえ農法の確立は、最後の課題だと思うほど熱中している。元気に動ける間で無ければ不可能である。そうは残された時間は無いだろう。あと6年は死なずに動けると踏んでいる。

生きている間にひこばえ栽培の農業技術の確立をしたい。昨年イネの1年3回の収穫は実現している。これを意識的に実現したのは、日本では私が初めてである。と偉そうに言うが、当然のことで、亜熱帯で無ければ不可能なことなのだ。スマトラ島の高地の田んぼであれば、7回連続で収穫できる。たぶん石垣島では意識せず3回収穫した人は居たかもしれない。

今年は今2回目を私だけで無く、4つのグループで実現しようとしている。そして9月には3回目に突入である。4つの田んぼで出来ればこれは農業技術が見えてきたと言える。この技術を洗練させて、誰でも再現できる安定した物にまで仕立てたい。もう一息である。

この「ひこばえ農法の技術」のことを正確に文章と写真で記録したい。Wi-Fi環境が欲しい。そう考えて、リチャージWi-Fiという物を購入した。まだ送られてきていないが、これが家に届いたならば、アトリエカーの中と、あるいは田んぼの畦にWi-Fi環境を実現する。実に楽しみである。

リチャージWi-Fiの料金を調べてみると、100ギガ6400円とか出ている。どれほど使ってもせいぜい10ギガ程度である。一ヶ月640円と言うことらしい。ドコモで考えれば、まるでただのような物だ。これでは、ドコモにしてみたら、年寄りが訳が分からないのを良いことに、乗り換えをしないように防ぐはずだ。

今ドコモのイルモと言う安いプランを利用している。今年の正月に開成町のドコモショップでこれに変えたのだ。モバイル通信利用の3ギガで通話料込みで2528円と書かれている。これがスマホとタブレットの2台もちだから、5000円くらいかかっていると言うことらしい。

良く内訳については分からないが、今度はスマホやタブレットもリチャージWi-Fi利用にすれば、6ギガ利用しても、400円以下という馬鹿安では無いか。10分の一の価格になる。何故もっと早く気づかなかったのかと思う。過ちを改むるに憚ることなかれ。あまりの価格差に何かまだ見落としがありそうな気がしている。

そこでさらに気づいたのは、あれれーーSIM契約が無ければ、電話も出来ないし回線そのものが無くなる。では一番安い回線を捜さなければならない。と思い調べると、日本通信SIMが格安とでている。これでいいだろう。本当かどうか分からないが、290円とある。これなら2台で600円で今の10分の1である。

そして結果として、合わせて月額1000円で、つまり現状の5分の一の価格で、アトリエカーにWi-Fi環境を導入できることになる。何で早くこのことに気づかなかったのかと思う。そういえば、いろいろの方が進めてくれてはいたのだ。しかし、年寄りはなかなか変えると言うことに頑固で出来ないものなのだ。

そこで頭を進めてみたら、問題が出現した。ドコモの解約手続きがそこそこやっかいだ。家族割りという物の代表者になっているらしい。これを変更手続きをしなければイルモの解約が出来ない。であれば、カヨ子さんの契約も解約すれば良いのかもしれないが、これは説得は出来そうに無い。

石垣にはドコモショップは無い。もしこれを石垣にあるドコモのサテライトショップというところに行ってやろうとすると3000円取られる。これが腹が立つので何とか自分でやらねばならない。やれないはずは無い。惚け防止の実践難問ゲームだと思い楽しんでやることにしよう。

そう考えてみたら、さらに問題が出てきた。ブログを書いているといろいろ気づく。固定電話はどうなるのだろうか。現状ドコモの固定電話である。そうだテレビも光テレビだ。光テレビは関係ないのか。それにしても家のネット環境は間違いなくドコモだ。これをどうするかも考える必要がありそうだ。

なるほど日本がコンピュター革命に遅れがちな訳だ。革命に乗り遅れては成らない。何とか頑張って、整理し尽くす。年寄りこそコンピュター利用が必要なのだ。歩けなくなっても、寝たきりでも頭が動けば、コンピュターを利用して活動が出来る。コンピュターは頭脳なのだから、身体が衰える年寄り向きの機械なのだ。

だから、年寄りこそネット活用が課題だ。ホームページやフェースブックがあるから、何とか外の世界とつながっている。年寄りだから無理だとは思わない。若い人より時間が数倍かかるだろうが、時間の余裕は若い人よりある。分からないと諦めないで頑張ってみる。その結果はまた書くことにする。

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