ドコモ・リボ払い詐欺まがい商法

   



 目の前に見える島が竹富島である。橋が架かりそうなほど近い。アクアブリッジが4424mで日本一。宮古島の観光名所になった伊良部大橋は全長3540mだ。石垣島と竹富島は6キロは長すぎるか。

 竹富島は古い家並みの景観保存がされていて、見事な観光地だ。手前の黄色に草の枯れた場所が、牧草地の草を刈った後の姿である。海との間には森のような斜面が続き、その中には別荘があるのだろうか。降りていったことはない。

 この亜熱帯の海岸に続く森を書いている。草の海と言うが、木の海である。そして塩水の本当の海。すべて地球というものがあり、その上の違いだ。そこには太陽から光が当たり、同じに反映している。

 ドコモには「クソ野郎」メモというものがある。これをお客さんに渡してしまい、一大騒動になった。私の記録にもクソ野郎とメモされているに違いない。クソ野郎とはいくらでもカモに出来る面倒だが金になる客という意味だ。

 いままで恥ずかしくてブログに書くことさえも出来なかったドコモ・リボ払い詐欺まがい商法で、詐欺された経験がある。知らないうちにリボ払いにしてしまう商法にはめられていたのだ。騙されたのはドコモのプラチナカードの入会の時である。お得の説明が長々と続けるのが手法だ。
 しかもこのカードのポイントでも詐欺にあった。いくらまで購入すればというものが、実はポイントで購入すればであり、カードで購入すれば良いというのではなかった。その説明は全くなかった。

 オレオレ詐欺に遭った被害者が自己嫌悪感で、家族にも話せないと言う心情がよく分かる。思い返すたびに騙された自分を情けなく思う。今思えば何故気付かなかったのか、あまりの愚かさに驚くのだが、やはり詐欺というのはそういう仕組みが隠されている。

 ドコモ店舗にはクソ野郎詐欺手順書があるのではないだろうか。どうやってリボ払いを説明せずに、加入させるか。どうやってポイントとカード払いを混同させるか。知らない間に途中から有料になるアプリを入れてしまうか。様々説明をしながら混乱させてしまう方法の手順などである。

 あえて、今回書いておくのは「隠れリボ払いの懺悔録」である。懺悔すれば少しは気も楽になるだろうか。今も書くのをよそうかと思うから、そうでもなさそうだ。こんなクソ野郎は自分だけなのかもしれない。と思っていた。

 ところが八重山毎日新聞ではリボ払い詐欺の話が、何度か特集されている。消費生活センターの記事である。この記事でリボ払い詐欺に遭ったのは私だけではないと言うことが分かったので、恥の体験記を書いておく。

 ドコモではあれやこれやいくつも騙されてはいるのだが、リボ払い詐欺にあったのは大枚71.000円である。実はドコモカードに入る時点では、「リボ払い」がなんたる物かも知らなかった。これがサラ金が肩代わりで先払いしてくれる仕組みだと明確に分かるようになっていれば、まさか騙されなかった。

 さりげなく、じゃお払いはリボ払いにしときましょうね。限度は1万円にしておきますね。機種の操作の説明を受けている間に、一瞬に説明が紛れ込まされていたのだ。2時間もの間あれやこれや説明を聞かされて頭がボーとしている、その最後にさりげなく挟み込まれたので、何のことか分からなかった。今思えばリボ払いって何ですかと聞けば良かったのだ。キクは一時の恥をうまく突かれた。

 あれこれ分からないので、質問ぜめでうんざりさせていた後なので、聞き慣れないリボ払いを聞けなかったのだ。銀行に残高がないときに、1万円まで貸してくれるというシステムで、別に借りなければ大丈夫だと勝手に解釈してしまった。

 たしかに、今思えばそういう言葉をかけられた記憶があるのだ。もう契約したのは大分前のことだったので、おぼろげながらの記憶だけだが。リボ払いという物が、実は大嫌いなサラリーローンの加入とはまさかのことである。

 銀行に残高があるから大丈夫だと思って、できるだけネット購入をドコモカードで購入していた。自分の認識ではドコモカードで商品や電話代を購入すると、自分の銀行口座から引き落とされるだけだと思っていた。何か落ちる額が違うと言うのはなんとなく分かっては居たのだ。航空券のキャンセルなど、大きいキャンセルがいろいろあってそういうことかなど思ってしまった。

 ところが1万円を越えた代金はすべて、借金をして購入したことに成っていたのだ。これがちりも積もり、気付いたときには利息だけで71.000円にもなっていたのだ。ドコモカードで購入すれば、ポイントがつきますよ。何度もドコモカードを利用すればキャッシュレスです。という甘言である。リボ払いという借金をしているとは全く気付いても居なかった。

 借金など全くしたくなかったのだ。銀行からの引き落としを正しく確認していなかった私が馬鹿だったのだ。これは反省しているが、ネットでいつ何を買ったのかを管理できなかった。あれこれ購入して、頭から銀行から落ちていると思い込んでいたのだ。そういういい加減なところがあったのだ。

 あの頃はまだドコモを信頼していた。と言うか電電公社だとドコモのことを考えていた。今思えば一番気をつけなければいけない、クソ野郎商法の危険なドコモ店舗だったのだ。まさかのリボ払いで、抗議をした。ドコモの店舗では、これは私たちとはもう関係ないのですよと切り捨てられた。

 紹介された相手の主張は私どもはローン会社でドコモではありませんと主張する。この切り離しが詐欺商法の仕組みなのだ。ドコモがどんな説明をしているのか。全く知りません。私どもは別組織のローン会社ですから、私どもに説明のことで苦情を言われてもどうしようもないことです。そういうことになります。これで終わりだった。初めからこうしたトラブルが想定されているのだ。よく出来ている。

 いまさら、ドコモにも抗議したところでむなしさが増すばかりだろう。自分がサインして印鑑を押したのだから、今更おかしいと言っても水掛け論だろう。もう自分の愚かさをドコモに確認しに行くようなことだけだろうから、オレオレ詐欺に遭ったと思い一切を忘れることにした。そして今日まで誰にも言えずに黙っていた。

 それ以来、ドコモカード利用状況確認というウエッブページを保存するようにした。そして、毎月コピーすることにした。そしてよく確認してみる。2人であれこれネット購入しているので確認が必要だ。何しろアメリカからも、ドイツからも、ドコモカードで買っているのだ。

 

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