第15回 水彩画 日曜展示
第15回 水彩画 日曜展示
46,「鳥が飛ぶ」1
中判全紙 クラシコ・ファブリアーノ
2020.7
47「鳥が飛ぶ」2
中判全紙 クラシコ・ファブリアーノ
2020.7
48,「鳥が飛ぶ」3
中判全紙 クラシコ・ファブリアーノ
2020.7
49,「鳥が飛ぶ」4
中判全紙 クラシコ・ファブリアーノ
2020.7
鳥の絵を四点描いた。何で鳥の絵が突然出てきたのか自分でも不思議なのだが、アカショウビンをカラスの大群から助けたからだと思う。アカショウビンは好きな鳥だ。好きな鳥を助けてあげることが出来たので、嬉しくなった。
そのアカショウビンは絵を描いている車のそばに静かに置いて、枯れ葉で隠しておいた。全く動かなかったからだ。絵を描き終えて家に帰るときに、もう一度見たらなんと居なかったのだ。まだか助からないだろうと思っていたので、幸せな気分一杯になった。
それから鳥の飛ぶ姿についつい目が行く。鳥が飛ぶと空間という物に意識が変わる。描いている空間の位置のような物がはっきりとする。そんな気持ちで最初の鳥の絵が出てきた。いつも通り何か考えていると言うことでもないので、こうなったんだなと言うことだ。
それからもう少し書いてみても良いかも知らないと、続けて後三点描いた。2枚目ぐらいまではまあ良いかと思って、3,4,と進んだらどこか絵が面白くなくなった。絵を作っている感じが出てきた。ドンドンやり過ぎになっている。
やはり、絵は見えているものを描くものだと思う。空想で描いているとおかしな絵になる。そういう自戒を込めて、四点展示することにした。