政治ブログランキング

   

時々天木直人氏のブログを読む。学ぶ所があるからだ。その冒頭に人気ブログランキング(政治)というものが出ていて、これをクリックしてくださいとあるので、してみると。その25位に天木氏のブログがあった。そういうものかと思いながら、上位を眺めてみた。と驚くことに大半が、朝鮮と中国を非難するブログである。これには何か組織的な活動でもあるというのか。日本人がどうかしてしまったのかと目を疑った。私から見れば、実に偏向した内容である。学ぶ所もなければ、まともに読んで吟味するほどの内容もない。近隣諸国批判をしてうさ晴らしをしているということに尽きる。結局落ちぶれかかって、隣の芝生はねたましいのだろうか。ここに書かれていることが、すべて事実であるとしても、よその国の問題点をこうもあげつらってどうするというのだろう。情けない。

同じ人間である。日本人と同じくらい、ダメだし。またいい所もある。どうやって仲良くなる事ができないかを考えるのが、人間の本来であろう。どう憎しみを捜すか、憎しみをどう煽るか。こんな事にこれほど熱心だったとは、恥ずかしい事だと思う。これを書く人が要るのはまだ分かる。これらを読む人がこれほど要るのは、何故だろう。日本人はどうかしちゃったのではないだろうか。他人のあら捜しで、うさ晴らしに成るというのか。右翼的というなら、日本人の誇りは、魂はどこに行った。経済大国意識で何か近隣を蔑む心があるのだろうか。その経済が危ういものだから、心を病んでいるのだろうか。それとも何か、こういう傾向の人達で操作が行われていうのだろうか。ともかく居たたまれないような、状況である。十位以内で内容がある人は、植草一秀氏のブログである。この人の場合冤罪だかどうかは分からないが、こうして、1万人以上の人が関心を持っていることだけは確かと言う事になる。

消費税については、相変わらず評判が悪い。しかし、消費税を持ち出すことで、普天間問題を沖縄の基地問題を、消した事にはあまり触れる人は少ないようで見つからない。消費税問題に興奮してしまい、消費税を持ち出したので、菅内閣支持率が下がっているという判断が多い。普天間を消したから、この程度の支持率にとどまっていると見るべきだ。消費税は、自民党が言うとおり、自民党が従来主張していた案に乗ったに過ぎない。自民党もこのことを争点には出来ない。選挙対策の巧者のなかなかの作戦である。うまいものである。間違いなく今回の選挙は、日米同盟の見直しにある。あるべきなのだ。そうした流れだったはずだ。オバマ・菅会談では、より深化した日米同盟を合意したらしい。日本人一人一人が自分の問題として、日米同盟を考えるべきとしている。

一体、このアジアを適に回そうという人達は、アメリカをどう考えているのだろう。アメリカの手下のままでいいという訳でもあるまい。アメリカに限らず、白人とアジア人との関係を納得できるのだろうか。日本人がアジア人である誇りを忘れているきがする。そう言う事がブログに表れていると面白いのだが。自分の立場という物にはあまり触れられていない。ブログというものは、勝手な嘘が書かれていてもいい。読む側の問題である。しかし、テレビや、新聞とは違う、ある種パワーの方向を作っていることは確かだ。このことを分析するだけの、情報も持たないので判断は出来ないが。選挙にはいよいよ影響が出ているだろう。選挙に影響を出すための、操作的ブログというのもあるようだ。その意味では、ブログランキングは利用されるだろう。真に受けていはいけない。

昨日の自給作業:コロガシ2時間 累計時間:36時間

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