自民党公認候補丸川珠代さん
小池百合子防衛相は社会保険庁の労働組合について「年金の仕事をせず、支持する野党の選挙応援をしゃかりきにやってきた」と批判。「年金問題で混乱すればするほど、日本をガタガタにしようという彼らの目標に近づき、運動は成功を収めるという、まさに自爆テロという話になる」と述べた。さらに「親方日の丸に守られながら、日の丸が大嫌いな労働組合ときている。おかしな話だ」とも語った。社保庁と年金問題については、安倍晋三首相も遊説で「自爆テロによる改革妨害」などと批判している。東京新聞
今回の選挙は、自民党が危機意識で、本音が垣間見えて、面白い。小池百合子さんという人は、かつてはテレビのアナウンサーだったらしいが、テレビでの記憶はない。同じく、丸川珠代さんという元アナウンサーという人が、参議院選挙の東京選挙区から立候補している。何となく見た気がする。この人が何で参議院選挙に出ようと考えたのか、興味深い。何しろ、投票に行ったことがないらしい。最近6回の選挙は行っていない。そのことすら忘れていて、報道陣を引き連れて、期日前投票に行き、投票権のない事が明るみに出たというのだ。投票に行かない、人の立候補表明が、興味を引く、「自分の思いを伝えるためには、政権与党に行くしかない」こう発言していた。権力に寄り付きたい。権力に付けば間違いない。と考えているのだろう。小池さんだって、看板が防衛大臣になったんだと思ったのだろう。
安倍政権というのは、事前調査能力が、全くないという事は確かだ。赤木農林水産大臣の時も、事務所費問題が問題になっている最中、何もこの人にすることはないと、自民党の候補者は口をそろえて、怒ったと言う。自民党の候補者選びは、当選する候補者探しなのだろう。当選可能な人なら、考えは無い方がいいが、正直な所だろう。しかし、選挙権がないことにも気づかず、ばらしてしまうほど、愚かとも思わなかっただろう。テレビ朝日の丸川さんに自分の考えが強烈にあり、たとえばNHK解体などという主張があれば、選ぶはずがない。丸山和也氏と言う弁護士が、いわゆるタレント候補として、比例区の自民党の看板になっている。この人も「与党じゃなければしょうがない」と、自民党からの立候補している。等しく、寄らば大樹の陰で、権力に乗らなければ、何も出来ないと考えているらしい。しかし、プロレスラー議員の皆さんを見ると、権力に乗っても、そう嬉しそうじゃない。
自治労が、支持母体になっている民主党、それを選ぶのか。と自民党は言いたいのだろう。確かに民主党の基盤も不明だ。安倍自民党は社会保険の事で、自分だけ責められることが耐えられないのだろう。逆境に弱い。攻めて居る時はまだいいが、攻められ始めてから、危機管理能力に欠けていることが目立つ。要するに、支持層がつかめないのだろう。選挙になれば富裕層や、都市生活者のみを対象に出来ない。憲法改定の選挙にする、としていたのは、どこに行ったのだ。自民党が憲法改定で負けることが明確に成った、参議院選挙としたい。各党付け焼刃の農業政策やら、ワーキングプアー問題などを発言している。消費税問題なども、選挙になると自民党すら上げないほうに傾く。貧困層が多数派である事を自覚しているからだ。私は今回に限らず、憲法改定に対する考えで選ぶ。消費税が倍になっても我慢は出来るが、軍人にだけは我慢が出来ない。