アゴラがトラブル化しているそうだ。

      2025/07/29

 

アゴラをよく利用している。感謝しているので、アゴラが攻められているとちょっと辛い。つい最近も台湾の嘉義のホテルはアゴダで予約した。この予約で、どうも2重予約になっていると、ホテルの方から言われた。片方はキャンセルしましたからと言われた。

なぜこんなことになったのか、結局のところどうなったのかもよく分からないが、ともかく無事泊まれたのだから、あまり前後のことは考えないことにしている。海外旅行が楽しいのは、知らない土地を放浪して歩くことなのだ。嘉義の田舎をバスを乗り継いで、ああ楽しかった。いろいろあっても良いのだ。

判らないことと言えば、アゴダの予約でキャッシュバックがあるというものもある。いくらかお金が返されるはずだが、どうも実施されたのか、されないのかが判らない。一度だけ戻ったことがあるだけだ。それも今更どうでも良いので、そんなものかと思っている。

通販サイトで購入するものは、一定のおかしさは受け入れて購入している。送料無料のはずが、注文してからとられるか、送れませんが良くある。それはアマゾンでも、楽天でも似たようなもので、完全にだまされたこともあるが、早く忘れることにしている。くよくよしても仕方が無い。

アゴラで最初に予約したのは台湾のホテルだ。シーザー メトロ タイペイだった。2度予約した。かなり前だが、5星ホテルで1万円ぐらいだった。初めての台湾なので、5つ星ホテルが安心だと考えたからだ。これが一泊8万円が一万円と出ていた。信じたわけではないが、今なら90%オフとか出ていた。それもあってつい予約した。

行ってから、台湾の方から、龍山寺あたりはあまり感心しない。他の地域のホテルにした方が良いと言われた。何も判らないので次もまたそのホテルにした。それもアゴラだった。何も問題はなかった。一度行けば地下鉄からホテルまで道やら、朝食を食べる場所など覚えるからついついそこになる。朝食はホテルではなく、道ばたで食べるのが楽しいのだ。

アゴラで気に入らないと言えば、9万円のところ、80%割引で7200円ですというような宣伝の仕方だ。割引率の表示を禁止した方が良い。石垣のホテルのことで考えれば、そもそも1万円もしていないホテルではないかと思う。知っているホテルのことであれば、すぐ判ることだ。

何故そんな嘘をつくのかと思う。台湾の初めてのホテルだってきっと同じことだろうと思っている。あのインチ価格を信じる人など居るはずもない。何か大安売りののぼりに引きつけられる卑しさが見せつけられるようで、あまり心地よくない。シンプルにいくらの表示で何の問題もない。

改めて調べてみるとシーザー メトロ タイペイはブッキングコムでは9万円と確かに出ている。これはアゴダがわざとやっている可能性がある。イクスベディアでは17880円と出ている。楽天トラベルでは14550円とある。そしてトリパゴで料金比較をすると、安いのはアゴダで11400円と出てきた。予約サイトで全く料金が違う。

どんな仕組みでこうなるのかは判らないが、これでは当然安いアゴダサイトで予約するだろう。何故予約サイトによってコウも料金が違うのだろうか。誰だって予約サイトは安くて、間違えさえなければいい。アゴダで何かおかしなことを経験したことはないのだが、何が問題なのだろうか。

先日嘉義に行ったときも、アゴダで予約をした。何の不都合もなかった。新幹線の嘉義と、従来の嘉義駅がバスで30分も離れていて、それをホテル予約の際に判らなかった点がいまいちかな。もし判っていれば、新幹線駅に近いホテルにした。それでも嘉義のホテルも十分なものだったし、忘れ物を親切なことにアゴダをとおして、連絡があった。

・予約者の宿泊情報がホテルに通知されてない

・宿泊日や部屋タイプなど異なる予約情報がホテル側に通知される

・ホテル側の正規料金よりも高額で販売されている

・存在しない宿泊プランが販売されている

といった問題が発生していた。と記載されている。星野リゾートはアゴダと契約をしていないのに、アゴダで販売されていたという。しかも5万円の部屋が19万円で売られていたという。日本のホテルの予約をアゴダでしたことはない。石垣のものを見たことはあるが、アゴダの方が高いことが判る。

韓国の東横インもアゴダで予約をした。全く問題が無かった。宿泊客は日本人が多かった。カウンターの方は日本語を話してくれた。ただ、あまりに忙しそうで教えていただこうと思っていたことを、聞きそびれた。まあ、訳が分からないところがあるから、海外旅行は面白いのだから、それでいいのだが。

宿泊施設と契約して空室情報を掲載し、予約成立時に一定割合を手数料として徴収する「エージェンシーモデル」と、OTAが宿泊施設から部屋を仕入れ、金額を上乗せして販売する「マーチャントモデル」という大きく2つのビジネスモデルが存在する。と書かれているが、もう一つ判らない。

台湾のホテルを直接予約するのは難しい。大都市の大きなホテルならば、何とかなるが、地方のあまり観光地ではないホテルとなると、予約サイトで見つける以外にない。小さな地方の民宿を直接予約したことがあるが、これは行き違いが重なり、結局ラインで確認した。これからはアゴダで予約した上で、直接ホテルに確認のメールを入れることにするつもりだ。

考えてみれば、台湾も、韓国もトラブルがないのは、IT先進国だからではないのか。日本のホテルが対応が遅れていると言うことなのではないのか。日本のホテルが、ホームページを作り、中国語と英語とと韓国語ぐらいは対応しないと商売にならないのではないか。そして、直接予約以外は受け付けませんとすれば良い。そういうホテルはいくらでもある。

結局空室率の問題なのだろう。空室を埋めるために、ホテルは工夫をする。それは昔からだ。例えば、伊豆のホテルがシーズンオフに、小田原の公民館の旅行を売りに来たりする。格安な宴会付きで、送迎をするというのだ。ホテルが直接やると言うより、そういう仲介セールスマンがいるのではないか。

水彩連盟の写生旅行を運営していた頃は、良くそういうホテルを予約した。本当に安く泊まれるのだ。部屋から絵が描けそうな大きなホテルに、直接行って聞く。出来れば部屋で絵を描いてみる。そして、いつの時期でも良いのだが、こう言う条件で写生旅行を受けてもらえないかとお願いする。

いろいろのホテルで写生旅行が出来た。ゴルフリゾート、スキーリゾート、夏の運動クラブ合宿向け施設。こういうところでオフシーズンでもかろうじて営業を続けているホテルが狙い目であった。大抵のところは閉じている。しかし、何故か開けているホテルもある。そういうホテルを直接尋ねた。

どこのホテルも空いてしまうシーズンがある。修学旅行を受け入れるというところも多い。高校の修学旅行は九州で、こう言う大きなホテルばかり泊まった記憶がある。指宿観光ホテルで、大きなジャングル風呂で遊んで、砂風呂に入った。しかし、ホテル本館が出来たのが1972年とある。何かおかしい。記憶違いとは思えない。

1950年代は新婚ブームである。団塊の親世代が結婚し、新婚旅行と言うものが出来た。その受け入れで地方に巨大ホテルが次々に出来た。しかし、少子化時代である。徐々に下火になり、ホテルも形を変化させながら、生き残りを模索している。当然のことであるが、今や廃墟化したものも少なくない。

地方の大きなホテルでは営業の人が居て、東京の旅行会社を歩いて、団体客の予約をお願いして歩いていた。たぶんそれなりのホテルの場合は、仲介セールスマンにお願いしていたのかもしれない。インターネットのない時代の話だ。今から4~50年くらい前のことになる。

コンピュター時代になり、ホテルの営業が様変わりしたのだろう。ホテルのホームページの制作が必要になる。そこに予約機能が加わる。ところが、機能しないところもあるのではないか。私はあちこち泊まるのだが、予約をしようとしても、ホテルのホームページが不十分というところは少なくない。

仕方が無く、ホテルに電話をすると、楽天でお願いしますと言うことになる。ホテルの複雑な予約を、空き室とか、価格とかを、柔軟に機能するホームページ予約システムの構築は難しい。楽天トラベルやじゃらんのようなところに、予約に関しては完全に依頼しているところも多い。

日本のホテルであれば、日本人の私ならば、電話で確認できるから良いのだが、外国人の場合、ホテル直接確認は無理だろう。この場合どうしても仲介のアゴダなどに頼るほか無い。どうもトラブルは日本のホテル側にも責任は大きいのではないか。まずは日本のホテルがIT化するところからだろう。

Related Images:

おすすめ記事

 - Peace Cafe