第24回 水彩画 日曜展示
第24回 水彩画 日曜展示
75「名蔵田んぼからアンパルに続く」
中判全紙 クラシコファブリアーノ
2020.10
76.「フサキ岬から海まで」
中判全紙 クラシコファブリアーノ
2020.10
77「崎枝田んぼ」
中判全紙 クラシコファブリアーノ
2020.10
風景との向かい合い方を考えながら描いている。自分というものはどうあれ絵に表われてくる。その現れ方はその時の気持ちの持ちようで大分違う。長らく、見えていると言うことを受け入れると言うことに専心してきた。
最近少しずつ、見えていると言うことに自分というものをぶつけようとしている。自分が見ている。見ている自分を意識しながら描くようになっている。それがこの、3点である。少し離れた場所だが、連続して描いたものだ。
少し変な絵だが、描くことを楽しめたものだ。変わらないようでもすこしづつ変わって行く。それが良くなって行くことであって欲しい。ただそれだけである。絵がよくなるということは難しいものだ。
どれほど描こうが関係が無い。どれほど考えようが関係が無い。良くなるときは良くなるし、ダメになるときはダメになる。出来ることは只管打画のみ。やりがいはある。日々充実している。ひたすら絵を描くことに集中できる。
中では77の崎枝田んぼが描けない。描きたいのだけれども、ここはまだ描けない。もう少し描いてみたい。この田んぼがすごすぎて、太刀打ちが出来ないという感じがする。ここが描けるまで、通い続けるつもりだ。