唄三線のタケシー

   

小田原のJAKAJAKAというライブハウスにタケシーの唄三線を聞きに行った。田んぼの仲間の太田さんから教えてもらった。タケシーの唄を聞くのは2回目である。タケシーは赤い派手な色のズボンの人だ。みんな似たような帽子をかぶっていて面白かった。こんなに楽しいライブはめったにないと思う。一人で盛り上がってしまった。沖縄ムードと美味しいお酒で大満足だった。三線の演奏を真近で見られたのも、うれしかった。また石垣出身の歌手のサヤカさんは、(黒い服を着ている人)沖縄の島育ちで元気いっぱいで良かった。コンビニで働くために、石垣を出たんじゃない。と頑張ったというジョークには泣かされた。コーディネーターをされているのが、一番左の宮里さんというやはり沖縄出身の方で、この方の人柄がまた温かくて良い。まったく沖縄には魅了される。タケシーは小田原生まれながら、本場の八重山でも評価されるほどの実力派である。

ライブハウスというような所に行ったのは、初めての事だったが、なかなか居心地が良かった。昔のこういう場所は、あるハードルがあった。仲間の空気が出来上がっていて、異物の混入に時間が掛かる様な所だった。しかし、今は違うようだ。加わりにくいような感じは全くなかった。今の若い人の良い所だろう。お酒を飲んでいたから、勝手に盛り上がっていたのかもしれない。年を取って、鈍くなって、何にでも平気で踏み込んでしまうようになったということもある。太田さんのお酒を勝手に飲んでしまって、お金も払わず帰ってしまい、誠に申し訳ないことです。

左のちょんまげの人が宮里さんと中央のオレンジ帽子のひとが田んぼ仲間の太田さんである。太田さんはやはり演奏をされる。こうして演奏の前に皆さんの自己紹介があってから始まった。このライブはFM小田原で番組を担当している宮里さんを中心に企画をされたようだ。FM小田原という物は聞いた事が無い。車に乗っている時以外ラジオは無い。捜せば防災用のザックの中にあるかもしれないが。軽トラのラジオも、FMも入るらしいが、一度FM小田原というのを探したが、入らなかった。壊れているのかもしれない。宮里さんを知ったのは、三線の練習である。毎日見ているので、私としては顔見知りである。つい友人の様な気分になってしまって、なれなれしかったかもしれない。反省する所である。とても良い声の人で、宮里さんの生の唄が聞けるかと思っていたのだが、残念ながらこの日は唄わなかった。

最後にみんなでカチャーシーは有ったのだっけ。盛り上がったのは覚えているのだが、踊った記憶はない。

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