エコカー補助金

   

車に関するニュースがいくつかあった。
経済産業省は20日、2011年度第四次補正予算案の閣議決定を受け、省エネ基準を満たした自動車の購入に対する「エコカー補助金」の概要を発表した。20日から13年1月末までに新車登録した車が対象で、乗用車十万円、軽自動車七万円を交付する。
米自動車大手3社(ビッグスリー)で組織する米自動車政策会議(AAPC)は、日本の自動車市場の閉鎖性を理由に「現時点では反対」と表明し、参入障壁となっている軽自動車規格については、「廃止すべきだ」と主張した。
スズキはエンジン性能を上げて、リッター30キロと言う低燃費車を発売した。さらに、と言うかついに、軽油の低燃費エンジンの開発を目指すと言う。

朗報である。ケイトラ研究会に関心のある軽トラファンとしては、いつか軽油のケイトラが発売されて、それを廃油で走らせるのが夢のようなもの。インド向けに開発すると言う。車の買い替え時期に来ている。本来なら、昨年暮れに車を買い替えた方がいいと、購入したホンダ自動車で言われた。そこでいつも見てもらう、自動車屋さんに相談した。とてもいい自動車屋さんで信頼している。田んぼの仲間の紹介で知った「小砂モーターズ」さんと言う。そうしたらまだ直せるから大丈夫だということで、かなり直してもらった。そうして一年無事使えた。有難いことである。今、即調子が悪いということではないのだけれど、遠からず買い変えざる得ないだろうとは思っていた。しかし、色々考えて見て、乗れる間は修繕しながら乗って、いよいよになった所で廃車にすることにした。ケイトラの方は痛みはあるのだが、まだ乗れる。15年にスズキ自動車が軽油のエンジンを開発すると言うから、それまで何とか使って、待つつもりである。

電気自動車で家庭で蓄電池機能としても使える軽自動車タイプが出来ればと思っている。いずれにしろ軽自動車は素晴らしい。360ccから550ccそして現行の660cc。それをアメリカが貿易障壁だと主張している。なるほどアメリカと言う国の正義はこういうものだ。トヨタパッシングもすごかった。その後の裁定では問題なしとなっている。あのガソリンを垂れ流しているような、大型車を乗り回しているアメリカ人を正義とは言えない。人類がアメリカ人流になれば、地球は忽ちに終わりになる。日本が軽自動車規格を作り、小型車の性能を上げてきたことは、地球的に素晴らしい政策である。道路だってせまくて済む。すべてに節約である。こうした規格を作り、税制で優遇し、技術開発を続けていることは、世界に誇るべき考え方である。最近はエンジン性能を上げ、ハイブリット車と同等の燃費の軽自動車に成ってきている。それをアメリカは競争の都合で、軽自動車規格がおかしいなど余計なお世話だ。スズキが軽のジーゼルエンジンを開発するのを大いに期待する。

私が大きい車を必要としたのは、車をアトリエにしていたからだ。大きな絵を輸送するということもあった。大きな絵を描くと言うことも今はない。それで大きな車はめったに乗らないことになってもいる。軽トラが好きだ。軽トラの荷台で絵を描ければ一番いいと、常々思っている。軽トラの幌と言うのもあるが、あれを厚手の透明のビニールにして、風と雨は避けるように出来ないものだろうか。海岸の高台で描くときなど、どうしても外では風で描けないことがある。少し不安定な感じだろうか。落ち着いて絵が描けないかもしれない。そこで今検討しているのが、軽トラの荷台に付ける、着脱式のアトリエである。甲斐市にあるミステックと言うところで、そうしたものを作っているらしい。少々高いので考えてしまう。それでもほしいくらい面白い。

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