2011年の計
謹賀新年 2011
2011年の元旦である。一年の計を立てる。子供のころからそういうことだけは熱心だった。小学校の宿題で出たことがあったのだろう。毎年計画だけはとても精密に作った。いつも計画倒れであった。計画というより、「今年の願い」というようなものかもしれない。今年は一枚一枚手描きの水彩画の年賀状を作った。去年いただいた方にのみ送った。これからでも年賀状を頂いた方には、送ります。興味がある方はどうぞ賀状をお送りください。冒頭の鉛筆で描いたたものは、散歩道である。なかなか良い道である。相模湾が見える。三浦半島から、房総半島まで見える。
毎年今年こそというものがある。やりたいことは現れてくるものだ。年頭にまとめておく。
1、「子の神」田んぼへの協力である。若い人が4人で初めての田んぼを作る。やる以上素晴らしい田んぼにしたい。それがこれから進める、里地里山の活動に大きく影響して来るだろう。今年一年の課題である。
2、「生ごみクラブ」の推進。段ボールコンポストの展開は今年が正念場である。全力でバックアップしなければならない。体制も整える必要がある。行政と市民の協働。立場の違いを乗り越えての挑戦。段ボールコンポストが小田原で1000軒以上行われるように。
3、笹村農鶏園をさらに具体的なものにしてゆく。畑の完成を目指す。最高の土壌を作り出すこと。良い畑の土壌とは何か。さらに実験が続く。
4、小田原ゆる体操クラブが、安定して開催できるようにする。広報活動を工夫する。小田原にゆる体操があるということがまだ認知されていない。この体操が身体を緩めるばかりでなく、心を緩めるということを知ってもらう。
5、久野川3田んぼの連携。舟原田んぼ、子ノ神田んぼ、欠ノ上田んぼ。久野川沿いの1キロほどの間に点在する。7反ほどの面積に成る。ここで25家族のお米を生産する。市民が連携を取ることで集中する作業を上手く分散することが課題である。
6、自分の絵がどんなものに成るのか、緩むことなく、驕ることなく、まっとうに自分に向けての道筋を進んでみる。水彩人川崎展の実現に向けて動く。東京都美術館における水彩人展開催への準備。
7、漬けもの、保存食の開発。さくらを利用したもの。生鮮野菜の販売だけでは、限界がある。しかし加工品を作る余裕も少ない。畑から、加工場への受け渡し。加工場から販売への仕組み。開拓しなくてはならない。
8、麦の会の試み。麦が年間40キロ程度、簡単に手に入る仕組みを作る。田んぼの会のように合理的で、楽しい麦の自給が出来るようにする。
9、有機の里づくり協議会での具体的な活動を作り出す。今年は協議会としての協働の事業を作り出さなくてはならない。
10、今年は日本の農業にとって、大きな転換点になるだろう。管総理を信ずれば、年頭所感で農業の活性化を誓っている。自給農業を評価してもらうよう、さらに実践的に展開して行く。豊かさを経済で考える価値観から、心の豊かさへと日本の社会が変わるように、身をもって進む。
一応10という区切りにしておく。
昨日の自給作業:堆肥撒き、芋掘りなど、1時間 12月の累計時間:17時間