11月の自給畑

   

やはりこの月は麦が主題となる。麦蒔きの畑の整備をあれこれ行わなければ成らない。特に、夏の果菜類の片づけが遅れる。採れているものを刈り取ってしまうことは、なかなかできるものではない。なすトマトピーマンとまだまだと思いながら、麦にの準備に入った。予定通りでは会ったが、作業は伸ばし気味であった。イモ類は11月末になるので、麦とは重ならない位置に植えた。今が取り時である。秋ジャガイモは昨日全てを片付けた。少し日陰干である。まだ春ジャガイモが残っているので、邪魔臭いが、秋じゃがは秋じゃがのおいしさがある。手島を作った。少ししゃきしゃき感が強い。春の種芋には秋じゃがを使うほうが、いいらしい。今度の春には試してみる。山芋はなぜかそう大きくならなかった。1つだけ1キロを越える大物があったが、後は小ぶりであった。葉の茂りが少ないとは思った。夏の日照りが悪かったかもしれない

麦は2週間して、一葉をスクット伸ばしてきている。とても立派な物だ。何時麦踏が適当か見ている。まだ掘っていない台湾芋や、サトイモがある。もちろん牛蒡は残っている。昨日トレスさんが、牛蒡掘りに来てくれた。30本は抜いてくれた。今日出荷する。長い物は1メートル50あるのだから、抜くのは容易でない。トレスさんは力持ちで働き者だ。午前中で30本だ。後、20本はあるが、これは少しづつ自分で抜いてゆく。今まで10本は自分で掘ったから、合わせて半分は自分でやる。私が抜くと、1本15分はかかる。食べきれないほど作るのは馬鹿げている。今回は農の会の野菜に出荷させてもらう。種の袋がいけないのだ。もっと小袋が欲しい。つい次には負けないので、あるだけ蒔いてしまう。せめて小さい内に間引けばよかった。

自給畑で必要なピーマンの数は2本ではないか。トマトで5本か。ナスも2本。キュウリはつる、と遅らせて地這いを2本ずつ。オクラも2本。それを丁寧に作るほうがいい。トマトなら、20本は作る。苗を作るついでもある。まさか5本だけトマト苗を作るのは面倒なので、20本になってしまう。反省である。数を減らして、その代わり作りこむ方がいいに違いない。食べきれないほど作ることは厳禁である。食べたくて、数が足りないのが、タマネギ、いつも200ほど作るが、これでは不足する。11月が苗の植え付け時で、今年も半分は購入した。苗がまだ上手く作れない。苗箱ならできるかと思って2箱やったが、あまり上手く行ったという感じではない。まだタマネギは植えられるから、もう100本やってもいい。ソラマメや、絹さやも11月は種蒔き。今丁度発芽してきている。この寒さに向かい顔を出すのは可哀想だが、今年は自家採種だから、余計愛着がわく。

これらは苗で作って、畑に定植する。直播でもいいのだが、畑の整理がそこまでまわらないので、苗で作った。大根やほうれんの深溝、底蒔きを試しているが、さすがに寒すぎるのか、発芽が来ない。大根は半分はパオパオで覆ってみているが、この程度で効果があるのかどうか。10月に撒いたものは今小さいながら、頑張って生育している。9月の物は、一気に大きくなって、今巨大大根と化している。なかなか美味しい大根なので、食べ方の工夫である。蕪も小蕪のはずが、大根ぐらいの太さに育っている。出来るのはいいのだが、食べきれないのはもったいなくていけない。これが、12月に蒔いていいかといえば、12月に蒔ける野菜は先ず無い。今年の冬の仕事は、貯蔵穴の整備をしたい。最小限の家の窓も作らなければ。どうも1人ではなかなか仕事が進まない。これは意志が弱い証拠だが仕方がない。

昨日の自給作業:ジャガイモ、山芋堀2時間 累計時間:2時間

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