日本ではPCR検査さえ準備が出来ていなかった。

   



 世界中でコロナオミクロン株の第6波が来ると予測をして準備をしていた。日本は初期対応として外国人の渡航禁止を岸田総理が打ちだし、一定時間を稼げた。しかし米軍がかいくぐり、沖縄にコロナウイルスの蔓延をもたらした。沖縄、広島、山口と米軍基地からオミクロンはたちまちに広がっていった。

 時間を稼いでいる間に第6波の対応を準備をいくらかはしているかもしれないとどこかで思っていた。まあやれないのだろうとも思ったが、政府は準備など何もしていなかった。またせいぜいアベノマスクを配るぐらいの頓珍漢のことだろう。

 結局の所、検査もせずに自己判断でコロナと決めて自宅待機していろ、という話だ。患者が自分で出歩いて食事の準備をしろと大臣が言っていた。なんと言うことだ。感染を広げ歩けと言うことになる。重症化のリスクが無いから勝手にして良いと言うことになった。

 一方で外国からの渡航を禁止するほどの処置をしながら、国内では何の対応もなし。日本の政府の無能さは際立っている。つまり普通の準備すら出来ない官僚の劣化。それでも暴動も起きないし、批判すら目立たない。日本人の諦めというか、元から政府に期待などしていないというか。

 情けない政府は病院の準備どころか、PCR検査の準備が無いから、若い人は検査をしないで、自宅療養にするという、抗原キットも売り切れ状態になっているらしい。様々な場面で濃厚接触者の自宅待機が起きて、社会が止まり始めている。

 外国と競べても仕方がないが、勝手に自己判断しろ。自宅療養していろ。検査は無駄だからするな。病院には来るな。これほどひどい手抜きの国に日本はなった。これほどひどい状況をひどいと状況と認識できない報道にもあきれはてる。

 誰かが抗原検査キットを買い占めをしているというのが、医師会会長の見解である。なるほど、どこかの小賢しい奴が、一儲けしようというのか。日本はそんな要領の良い悪党が一番賢いという国になってしまった。コロナ補助金をその仕組みを作ったエリート官僚がくすねるという情けない国だ。世も末なのだろう。

 ブースター接種という3回目のワクチン接種は日本は、ワクチンの準備が出来ず、極端におくれている。早い国の50%レベルと大きく水をあけられている。購入努力を誰かしているのだろうか。日本以外の国が手に入れているのに、外交努力が足りないと言うことか。同盟国アメリカがこう言うときに何故防人の日本を軽視するのだろうか。

 私は二月一日に打てる予約が出来た。今度はファイザーでは無く、モデルナである。ファイザーを打つには病院の電話予約がいる。患者対応に追われている病院に電話では迷惑を掛けそうで出来ない。モデルナなら、インターネット予約が出来る。モデルなでもかまわないから一日も早くうつ。

 ワクチンを打つことは自分のためでもあるが、周りの人のためでもある。年寄が若い人に迷惑を掛けてはならないと言う思いがある。副反応が怖くて打てないと言うことは無い。年寄は人様のために、少々の我慢はしなければならない。確立の問題だ。先ずは無いという事は、私には起きないと信じることができる。

 中国では〇コロナ政策と言うらしい。これで中国だけで無く、世界経済が影響を受けるだろうと言われている。しかし、なぜPCR検査が何度でも充分に出来るのだろう。患者が出たら療養のプレハブがすぐ建つそうだ。1000万都市の全員に2回のPCR検査をするなど、感染者の検査さえ出来ない、日本では考えられないことだ。

 日本では保健所に問い合わせの電話もしないように言われている。職員の本来の業務への対応が出来ないからだそうだ。それならば職員を増やせば良いと思うが、その能力は残念ながら日本国には無い。外国では普通に出来ることが、このところの日本には出来なくなっている。まだこの状況になれない。

 衰退国の現実とはこういうことなのだろう。岸田政権への評価は今までに無く高いそうだ。衰退してゆくときの国民は少しでも強いものにすがりつこうと言うことなのだろうか。政府の愚かさを正そうなどと言う意欲自体が、報道にも弱まってきている。

 死亡者がじりじりと増えてきている。昨日は47人とある。かなり深刻な状況に進んでいる。病原性が弱いといえども、過去に無い数の感染者が今存在しているのだろう。住民の数%のコロナ感染者が存在していると考えても良い状況だろう。

 気がつかないで感染している人が身の回りにもいないとも限らない数だ。失礼なことになるとしても、距離をとって人とは接する以外にない。あと一週間すれば3回目のワクチンが打てる。ともかく、ワクチンまでの辛抱である。

 あと一ヶ月の我慢だ。三月になれば山は越えることになる。しかし、問題はオミクロンの次に変異する株が必ずしも、弱毒化するとは言えないことだ。感染力も強い上に致死性も高いコロナウイルスの出現だって無いとは言えない。それがウイルスの変異だ。オミクロンの病原性がいくらか弱かったのは不幸中の幸いに過ぎない。

 政府にはどのみち対策は出来ない。自分で自分のことを守る以外無い。限界はあるだろうが、最善を尽くすほか無い。強健な身体であれば、感染しても乗り切る確率が高まる。免疫力を今まで以上に高める生活をするほかない。汚いはきれい、きれいは汚いである。

 運動である。適度な運動をして身体を活性化する。毎朝朝の動禅は根気よくやり続ける。田んぼの農作業を続ける。それは気力を養うことになる。強い精神力を培う。コロナに負けることなど無いという確信を持って暮らすことだ。不安や迷いは病を呼んでしまう。

 できる限り新鮮な野菜を食べる。健康な身体は特別なことではない。当たり前の日々の暮らしが健全な暮らしになっている必要がある。身土不二である。サプリメントが効果を上げることなどない。肝臓に負担を掛けるぐらいの逆効果だ。

 今回の石垣島の感染拡大は今までに無い状況である。今までと同じ対応では感染しかねない。この点をつよく認識しなければならない。うっかり感染すれば、一人のことでは無くなる。あらゆる事を想定して気を付けるほか無い。長いことではない。必ず終わりはある。

 二月の一ヶ月を無事経過すれば、一段落する。それまでの辛抱だ。人混みには行かない。ファミマも行かない。スーパーも行かない。小田原には行けない。室内ではできる限り人と会わない。外では出来きるだけモノに触らない。一ヶ月の辛抱である。

 

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