朝の田んぼ畑巡り、
イノシシが来たぞ!
総生寺裏の大豆畑7畝
諏訪の原圃場
穂揃いもまじかな欠ノ上田んぼ
赤松さん田んぼ
穂肥を撒く
柿の実がなっている。
畔の緑大豆
峰の雪糯の出穂
朝日が差してきた田んぼ。
カキツバタが元気だ。
舟原溜池の朝。
朝の田畑の一巡にはだいたい2時間である。毎朝の楽しみである。作物がどうなっているのかわずかな変化が面白い。作物の生育ほど興味深いものはない。まずは、総生寺裏の大豆圃場である。大豆の播種、発芽が異常高温と日照りもあり、なかなか難しかった。そこに苗を植え付けたのだから、水やりも必要だった。2日間水やりをして、3日目に雨が降ってくれた。これで活着してくれるだろう。水やりをしながら数えたえら、60×25なので株数は1500株という事になる。7畝ぐらいある場所にこれだけだから、ずいぶん空きすきである。土寄せを頑張り良い大豆を作りたいものだ。ただ土が良くない。何しろこんな硬い土は初めてというほど硬くなっていた。土づくりを根本からやり直しの畑だ。次に向うのが、諏訪の原の有機農業塾の圃場。ここにはササゲを植え付けた。これに水やりをしていた。やはり6日の夜の雨で一段落であろう。
諏訪の原圃場は昨日が有機農業塾の活動日でずいぶんときれいになった。作業が終わりそうになった11時ごろ雨が降り出した。ニンジンの追い蒔きもしたので、ちょうどよかった。私の作物は出来が今一つである。みんなのやり方の違いが一目でわかるので、これまた見飽きない。堆肥の使い方や、肥料のやり方、草の取り方で、ずいぶん作物は違う。どういう作り方が良いのか考えながらやってみている。私はほぼ無肥料でやっていたのだが、昨日は追肥を少ししてみた。少し変化が出るのかどうか。
つぎが欠ノ上田んぼである。田んぼは水管理である。十分水はあるのだが、稲が倒れないという管理を目指している。これが正直難しい。稲の生育に一番良い状態は水が常にたっぷりあるという事のようだ。これを倒さないために土壌を固めてゆかなくてはならない。この矛盾した管理を毎日頭を悩ませながら、やっている。2度代かきをしたことで、水が引かなくなった。これは予定外のことであった。今になってそれに気づいて、水を辛めにしている。台風がまた発生した。あれが着たらと思うとひやひやである。欠ノ上の田んぼ畔には岩手の緑大豆が播いてある。この様子を見るのがまた楽しい。田んぼの畔というのは実に生育の良いものだ。草の中で全く草負けをしていない。1本だけ出ている大豆があると、頭を摘んでやる。9番田んぼの畔はまるで目線で大豆が見えるので、大豆の観察には最高だ。
そして欠ノ上の大豆畑だ。ここは太田さんが一人で草取りと土寄せをしてくれた。暑い中早朝から一日かけてやってくれた。頭が下がる。おかげで、畑一杯に大豆が生育している。ここに600本ぐらい大豆がある。ここもそうなのだが、畝間を80㎝株間を55㎝と実に悠々と植えてある。これが収量的にどうなるか。2000本の大豆で、1本50グラムで100キロになる。小糸在来種なのだが、1本100gにはなかなかならない。そして舟原田んぼに回る。赤松さんの田んぼの水の様子を見る。だいぶ良くなってきている。今日13日あたりが出穂の時期になるか。舟原で田んぼをやっていた時期を思い出した。欠ノ上と同じに苗を作り、同じ日に田植えをして、5日は遅れる。標高差で70メートル上だと水の冷たさもあり、ずいぶん成育が異なる。最後にため池に行く。ついカキツバタの様子が気になる。蒔いた種はまだ発芽をしない。イノシシが一番出やすいので、猪の足跡は注意して探す。