田植え1週間
田植えをして1週間が経過した。写真は6月2日朝5時頃の撮影。稲が落ち着いて立ち上がって来ている。稲がすべて枯れているという夢を見た。背筋が寒くなり、どう責任をとればいいのかと思って目が覚めた。そんなことはないのだが、やはりどこかに不安があるのだと思う。全精力を田んぼにそそいだ。大した力ではないが、自分のできることは全部やり尽くした感がある。田んぼは耕作ではあるが、自然との折り合いである。自然という者にはいつも惧れがある。人知の及ばない、何か得体のしれない思わぬことを起こしてくれる。石垣での台風の後の田んぼでは、稲そのものが吹き飛ばされて何もなくなっていたそうだ。そういうものだから、あわてて騒がず、すぐ準備の苗で田植えをしたそうだ。田植えをした、田んぼが凍り付いたという東北の冷害の話を読んだこともある。人間の暮らしはこうした自然の中の一部として折り合っているに過ぎない。そしてわずかな時間お邪魔して、後を汚さず、去りゆく。
右側が4本植、左側が1本植。どう変わるのだろうか。
冬季湛水の田んぼ。緑の藻が一気に増えてきている。
撒いた、ソバカスが浮き上がり浮遊している。
9番の昨年病気が出た田んぼ。すでに浮草が出てきている。まだ、ホウネンエビは出てきていない。
新しく田んぼにしたところ。やはり他と田んぼの様子が違う。この後どうなるかが興味深い。
一本の所が今はさみしい。
浮遊し溶けかかっているソバカスの層。
一番田んぼこの田んぼに写っている映像が面白い。これを見ていると、目の前に見えているものが、写っているものと何が違うのかという気になる。
朝日の雲が田んぼに浮かんでいる。この美しさは格別である。
朝日が昇る田んぼ。
ここは代掻きなしの6番田んぼ。まだ水漏れがする。一度コロガシをやれば水漏れは収まるだろう。