肺と気管支の健康
戸隠山 小川和紙 10号 戸隠はずいぶん描いている。キャンプ場周辺で描きやすいといういことがある。しかし、変わった山容が描きたいという気持ちは何だったのだろうと思う。山水ということもあるのだろうか。
春先に繰り返し体調を崩すようだ。やっと元に戻った。年相応の健康な暮らしを考え直してみたい。春先体調がおかしい原因は、花粉症かもしれない。原因はともかく気管支から、肺がおかしくなる。最近の一年、畑もあまりやらず、絵を描き続けている。何かの負担になっている可能性もある。四六時中絵のことを考えているという状態は、健康にいいか、悪いかの両方があるのだろう。絵を描く人には、長寿の人と、短命の人とがいる。ひたすら絵を描くということが身体にいい方向に働く場合と、心を追い詰めて健康を害する場合とに分かれるのだろう。自分というものを限界まで追求するということは、いい悪いではどうしようもないことだ。それで健康を害したとしても、こればかりは仕方がないことなのだろう。それでも、少し絵を描いてみたいのだから、良い運命を期待して、もう少し健康を見直してみる。
体調を崩す、ほとんどの場合は肺の機能に問題を起こす。咳が出て、痰が出て、呼吸が苦しくなり、熱が高くなる。原因の一つは作業で大量の誇りを吸い込む。特に鶏フンが特に良くない。その他でも農作業には、埃が巻き上がる作業が結構ある。今までマスク嫌いできたが、少し反省してマスクの使用を考えたい。花粉の時期も同じである。大量の杉檜の花粉地帯の真っただ中に住んでいるので、アレルギーというより、花粉の粒子が肺を痛めているということも考えられる。最近の中国から来るという微粒子も、別に中国からのPM2,5だけでなく、このあたりでは東京横浜から、相模湾沖の海に出たものが、丹沢山系に吹き寄せられ、ブナ枯れを生んでいるということは知られている。この大気汚染物質が、久野の辺りにも吹き寄せられているはずである。光化学スモック注意報が出ると、久野のキウイの葉が落ちると言われている。 光化学スモッグはなくなった訳ではない。加えて、中国からのPM2,5と考えなければならない。
大気汚染が原因の一つであることは確かだとして、自分なりの対策である。肺だから当然、呼吸法の問題がある。深い呼吸をすることが重要。ついつい、浅い呼吸で暮らしている気がする。意識して、深い呼吸をする必要がある。犬の散歩のときに山の上に出たときに、深呼吸をすることにした。深呼吸にもコツがあるが、ともかくすべてを出し切る練習をする。腹式呼吸、逆腹式呼吸と両方でやるのだが、とも価格限界まで息を吐ききる。ゆっくりである。風呂に入っている時もやる。風呂では暇だから、許体操もやるし、呼吸法もやる。ともかく深く、長い呼吸ををおなかを使ってやる。当然運動を行えば、呼吸は深くなる。はあはあする位の運動も、毎日必要だがやはり犬の散歩では、結構息を切らしている。犬の散歩時間を少し長めにとることにする。畑の作業を今年に入って、ほとんどやっていない。運動になるというほどの作業がしていない。これも少し考えた方がいいかもしれない。どうしようかな、と思うと絵を描くことになるから、当分は仕方がないか。
せめてもの肺の健康法ということかもしれないが、食生活の改善で肺を浄化するという考え方がある。こういうことは個人的なことだから、参考にはならないことだが、私にはフキがいい。まあ苦いものは一般に良いようだ。春には春のものを食べるということ。クレソンやらセリ。春の様々な、野草、山菜と言われるもの。ブロッコリーは最近毎日食べている。花を食べるということはとてもいい。柑橘類、ベリー類が肺の洗浄に適している食べ物ということになる。ヨーグルトも良いとされているようだ。水をたくさん飲むということも必要。最近牛乳屋さんが廃業をされて、ヨーグルトの配達がなくなった。配達があると、定期的に取るということになっていたかもしれない。体内の内観をしても、肺については、探ることが難しい。肺の繊毛の動きが見えていればいいのだが、これが分らない。それでもできる限り、肺のことを、気管支のことを感じながら、気遣う。