秋農作業の準備
秋冬野菜を進めなくてはならない。気分一新である。毎年課題としているのが、「タマネギ」。一年通して食べられるように作りたいと言うのが、長年の希望である。まだもちろん、というか、情けないことに出来たことがない。今年は年内は食べれるかなと言うところである。去年の予定では十分出来るはずが、球が大きくならなかった。種蒔き、苗作りと頑張ったのに、最後の草取りが出来なかった。これが原因である。春先の原発事故のせいだ。あのときは分かっていても草取りが出来なかった。その後田んぼの方に意識が行ってしまい、もう畑はいいやという諦めの境地になった。くやんでも仕方がないことはさっぱり忘れて、9月入ったので種まきである。昨日種を買いに行ったら、驚いたことに種屋さんでタマネギ種がないと言う。今日はどこかで見つけて、蒔かなくては遅れてしまう。こういう時に自家採取していないことが裏目に出る。
苗箱に撒く。苗土は草が一本も出ないもの使う。そこに藁堆肥を充分に混ぜしばらく置く。1箱で最低100本は作れるので、4箱蒔けば1年分ある。ここまでの準備は昨日した。いつもそういう計算なのだが、これが足りなくて苗を買うことになる。前には苗は畑で作ったのだが、草に紛れてしまい手がかかりすぎる。そこで苗箱方式にして少しは出来るようになった。小さい苗にしかならないが、畑に植えてしまえば何となる。何とかなるはずである。今年はえひめAIの追肥の液肥をやって、少しはましな苗にする予定である。以前、タマネギの定植は黒マルチでの栽培も試したが、そう省力化できるということでもなかった。後でかたずけに苦労しただけだ。藁を敷く方がまだ後の始末がましだ。いずれ、草取りにかかっているので、草の取りやすい定植法を研究する。タマネギも1月に踏んだ方が良いそうだから、やってみる。そう言えば、似たようなニンニクの方はそれなりに出来た。まだ草に強い。ラッキョウはもう植えてある。
この秋は漬物用の野菜を作る。大根、蕪、白菜、高菜とか野沢菜とか小田原で美味しい葉物の付けもは可能かどうか。少し多めに作り、漬物に挑戦してみたい。昨年初めて白菜が出来たので、今年もいけるだろう。これも苗箱で苗を作る。白菜キムチも作ってみたい。大根も漬物用品種で何かいいものを見つけたい。たくあん漬けが作りたいので、やっぱり練馬大根か。少し深く耕せればいいのだが、不耕起が基本だから、大根が耕してくれて徐々に深くはなってきている。蕪は特に塩麹漬けが美味しいので、何としても作る。そう難しくはないのでこれは大丈夫。葉物の課題と言えば、ホウレンソウである。毎年蒔くが出来が悪い。やはり酸性土壌が悪いということ。毎年迷うが、石灰を入れたくない。多めに藁堆肥を入れてみるか。小松菜は実証圃場で作るので、畑の方はいらない。キャベツ、ブロッコリーは苗を植えた。台風が過ぎたらば、もう少し植える予定である。
10月9日が稲刈りの予定。イノシシが昨晩も上の家の田んぼに出たから、この対策を早急にしなくてはならない。なにしろ上の家では、網はやぶり、太い鉄の柵を押し破っている。去年と同じで、ミステリーサークルを2つ作った。全くどうしたらいいのだろう。効果があるかは分からないが、髪の毛、犬の毛。この辺も置いてこよう。網や缶を吊るすのもやった方が良いだろう。そろそろ、案山子を立てるタイミングでもある。雀はまだ来ていないので、台風が通り過ぎてからとなる。11月初めに小麦の播種。大豆の収穫が11月半ば。イベントも多いから上手く日程の調整が必要になる。小麦はみかんからの転作が進んで2年目になる。土壌も去年よりはいいから、何とか400キロを目指したい。
自給作業:苗の植え付けなど2時間 累計時間:2時間