セブンイレブンの契約解除

   

見せしめとしか思えない。早急に撤回すべき。もし、契約違反があるのなら、その事由を明確にする必要がある。その上で、店主側が改善を約束すれば、契約解除をするほどの事ではないだろう。いきなりの契約解除は、期限切れの迫った食品の値引き販売が原因。セブンイレブンが、顧客に対して挑戦を仕掛けた。これでもセブンイレブンの売り上げが落ちなければ、値引き店主を次々に解雇してゆくだろう。そして、今後の契約では、店主の自由裁量など全くない、本部独裁体制が作られることは明白だ。わたしには、セブンイレブン本部の今回の態度を許すきにはなれない。簡単なことである。契約解除を撤回するまで、他の店を選択した方が気持ちが良かろう。そう思うだけである。企業も大きく成ると、態度まで大きくなる。えらそうに指導する。ここで負けては駄目だ。

八王子だかの顔を名前も出した店主を偉いと思う。こうなるリスクは充分想像された。本部から随分嫌がらせも受けたようだ。恐い思いもしたかもしれない。それでも、主張するところは主張する。これはとても大切なことだ。茶色の朝を迎えないためには、一人一人が覚悟を持っている必要がある。イスラム過激派は自爆テロを行う。日本の軍隊も、戦争が始まる前から、特攻兵器を作っていた。戦況が不利になって特攻兵器を考えたのではない。平時に既に、日本軍隊は特攻兵器を作っていた。何故、そんな馬鹿げた事をしてしまったか。それは、おかしいと思いながらも、拒否できなかった、後ろめたい沈黙が故である。わが身の保身。人と違う事への恐怖。横並びの思考停止。軍隊の中にも良心はあった。後になれば、あの時何故拒否できなかったか。何故、おかしいといえなかったのか。後悔が押し寄せる。しかし、言えないものだ。

昨日は8月15日。日本の敗戦を記念する日。二度と再び戦争をしないと確認をする日。夏らしくない8月だったが、ここに来てやっと夏が来た。夏が来たようでもあるが、残暑のような空である。蝉も慌てふためいて、わめくように鳴きつづけている。短い命がゆえに、いそがねばならないようだ。拙いブログを名前を出して、書き続けている。あのブログが原因で、農の会に迷惑を被ったというような意見も聞いたことがある。農協が有機の里に加わってくれないのは、私のブログが災いしている、かも知れない。という意見も聞いた。ある人には言動には注意をするようにとも言われた。あなたのブログを読んでますよ。と脅しのように言われた事もある。こんなささやかな、ブログでさえ、名前を出して意見を述べると言う事は、角が立つ。日本はそんな社会なのだ。何となく見えない圧力をかけて、意見を封ずる社会。だから、つい意見を言う事を控えることになる。

セブンイレブン本部の対応を許したのでは、意見を言う事が出来ない社会になりかねない。茶色の朝が来る。小さいようでも重大な事件である。大げさだと思っているうちに本当に何も言えなくなっている。戦争に入る日本はまさにそうだった。隣組の組長から、お宅にはまだ貴金属があるはずだ。などと、脅される事になる。ことの正否の問題ではない。意見をいうものが馬鹿をみる社会は、誰もものを言えない社会に繋がる。気付いた時は奴隷の社会になっているだろう。人間は弱い存在だ。しかし、今ならまだ、セブンイレブンの隣の店に行くことは、誰にでも出来る。せめてそのくらいは、やって見たい。それでは、セブンイレブンの店主に迷惑をかける。しかし、そのことがセブンイレブン全体の改革に繋がるはずだ。ここはちょっと我慢して欲しい。

昨日の自給作業:草刈1時間 累計時間:14時間

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