生ごみ堆肥化検討委員会

   

第1回の集まりが行われた。7月9日3時から6時。検討委員は全部で10名。内公募委員は4名。私はその一人。自治会総連合から1名。農業者1名。農業協同組合1名。環境美化委員1名。環境団体1名。学校関係者1名。の10名。で構成される。驚いたことに専門委員がいない。ごみ処理が高度に先進化している状況の中で、いわば素人だけで検討すると言うのは異例のこと。先ず市長から、今の小田原の状況の説明と、生ごみ堆肥化に対する認識。そして、この検討委員会への期待が語られた。市長の認識が、私の基本認識とほぼ同じことに驚く。生ごみの堆肥化こそごみ問題の核心であること。身近な生ごみ問題から市民としての自覚が生れること。生ごみの検討如何で、広域処理法にに大きな影響が出るので、早急に生ごみ堆肥化の問題を検討から実践する必要があること。意を強くすると共に、自分の能力の全てを費やして、生ごみの堆肥化に当ろうと改めて思う。

次に職員が紹介されて、この委員会の設置要項の説明。その4条にある委員長と副委員長の選出が互選であること。するといかにも事前に委員長副委員長が事前に決めてあることが感じられるように、事務局案があるならという発言が出る。では、と言うので、ちょっと待ってくれ、互選を初対面の中で行うのは、いかにも不自然である。せめて一定の議論の後、決めるべきでないか。こう発言するが、筋書きにしたがうように、事務局によって進行され、予定通り決まる。何が互選じゃと気分くすぶる。議長は委員長となった、連合自治会推薦の星野清治氏。議題に入る前に一言言わせて貰う。城下町ホールや駅前再開発の検討委員会での検討報告が、議会において予算からはずされている。この検討委員会での検討内容が、議会と齟齬が起きないような、方策はあるのか。質問をする。担当の行政の方が、私が絶対に無駄にはさせません。と力説するが、何か調整をした形跡はない。これでは後で又もめかねないと思う。

議題一は何と小田原のごみの説明。これが長く時間がとる。これは議題でないし、無駄な事。生ごみ先進都市、長井市と上勝町の紹介と続く。これも時間の無駄。そして今後の委員会のスケジュール今後の進め方。5回で生ごみの検討報告を行うそうだ。今後たったの4回の会議で小田原の生ごみの検討が出来るはずもない。それでもやると言う事で取り組むしかない。この正規の会合意外で、集まって相談するしかないのではないだろうか。専門委員も居ないし、何となく落としどころが、すでに出来上がっているような気になってきた。そして最後の議題として、「地域内循環の課題抽出」となる。これが最も肝心で唯一意味ある議題でありながら、既に予定時刻の5時を過ぎている。

事前に議題は通知するべきだ。議論が空転する。ごみの検討委員に出るような人はごみオタクである。私も同じである。ごみへのこだわりが強い。集まって話しだすと自分のやっているボランティア行為やら薀蓄を30分は語るのが普通だ。この会議では全員が消化不良に違いない。地域内循環の課題の一番はごみ処理広域化である。広域処理を生ごみのガス化溶融炉方式でおおなう。こう言う決定がされることが、地域内循環を断ち切ることになる。矛盾しないように検討を進めるためには、両方の委員会が、連携をとらならなければならないこと。生ごみ検討委員会から、広域の資源化委員会に委員を推薦すること。これを主張するが、行政が拒絶する。理由説明は不明。大体に行政が半分以上の時間をしゃべった。次回は黙っていてもらいたいものだ。事務方は質問にだけ答えればいいのであり、検討委員会が決めるべき議題に対し、何故、行政が口を挟むのだろう。

昨日の自給作業:草刈1時間 累計時間:11時間

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