石垣島の好きなレストランベストテン

   

 石垣島には好きなレストランが沢山ある。値段も手頃で、美味しいお店がかなりある。観光地であるから、人口5万人の島にしてはレストランの数はかなり多い。料理の種類も多種多様で、世界各国の料理のお店がある。

 これほど数があっても、昼時は満員ということがままある。満員のお店だから美味しいというものでもないところが面白い。情報の発信が上手な店は混んでいる。観光客は情報で動いている。いろいろのグルメガイドで上位のお店が混んでいると言っていい。そういうお店には確かに観光客の時に行っただけになった。もっと美味しいお店があるからなのだが。

 正直言って余り紹介したくない。せっかくのお店が混んでしまったら困る。と言って良いお店は良い方がやられている。だから、もっと繁盛して貰いたいという気持もある。それで書くことにした。私の好みでは責任は持てないが、今まで知り合いに教えてあげてダメだったという人は居ない。

 ほとんど1000円前後のお店である。石垣で高いお店は石垣牛のお店であるが、これは滅多に入らないから、どこが美味しいかまでは知らない。街の中心部にも美味しいお店はきっとあるのだろうが、街の中に絵を描きに行くことは無いから、町中のお店はあまり知らない。

 午前中は絵を描きに出ている。午後も描こうという日は、家には帰らないでどこかのお店に昼食を食べる。一度家に帰ると絵を描く気分が途切れるからである。10軒上げたいと思うが、順不同である。

1,「おいしん坊」新川の大通りの南側に位置する。沖縄銀行の並びにあるお店だ。まさに石垣庶民のお店である。ここのそうきそばが好きだ。私には石垣で一番美味しいそうきそばである。八重山そばが食べたくなったら「おいしん坊」に行くことにしている。このお店には大きなケンシロウが書かれている。きっと漫画が好きなのだろう。しかし、漫画本が置いてあるようなことはない。この辺が不思議なのだが。水がセルフと言うことはきお付けないと、おばさんが気を病むことになる。

2,「アグリカフェ」新八重山病院のそばである。ここでは昼定食を食べる事が多い。女性の方が作られているのだが、料理のセンスが最高に良い。料理にはかなり本気である。例えばちょっとしたきんぴらゴボウが絶妙である。漬物やおまけのようなデザートがなんとも美味しい。八重山風料理を考えられているのだと思っている。そうきそばもあって良いのだが、量が多いいので私には食べきれない。

3,「中村屋」石垣小学校の西側の住宅地にある。なかなか凝った本格的なカレーである。カレーは変幻自在でどれがいいとも言えないものだと思うが、ここのものは一度は食べてみる価値がある。カレー以上に興味が湧くのが家の造りである。なかなかのものである。木造家屋の魅力がある。庭との調和も良い。又ちょっと置いてある器などがいい感覚だ。美味しいお店なのになぜか余り混んでいない。多分、店主は観光客で混み合うようなことが好きではないと見受ける。俗なことが機雷だと顔に書いてある。

4,「ハイタイドカフェ」獅子の森という名蔵にある別荘地のなかにあるお店。やいま村というおおきな観光施設の向かいにある別荘地の奥にあるお店。ビーフシチュウが本格的である。どの料理も仕込みがすごい。前菜の盛り合わせが、絶品である。料理人として一流のシェフなのだと思う。ロールキャベツも良い。書いている今も食べに行きたくなるほど美味しい。ただ本格的すぎて、味が濃厚なので、覚悟いる。

5,「舟蔵の里」島の南の方の海岸にある。と言っても海岸が見えるわけでは無い。やいま料理のお店だ。古い舟蔵を集めてレストランにしたお店である。立派な建物である。料理は少し私には高いが、それだけのものではある。八重山の料理を食べたくなったらここに行くしか無い。観光できた人なら、必ず行った方がいいと思う。石垣を味わうことが必ずできるだろう。

6,「ITALICO」崎枝の美しい集落の中の住宅の一つがお店になっている。石垣で一番景色の良いお店だ。このお店から見る海の色がすごい。インジゴブルーとコバルトブルーの帯を見ることができる。スパゲッティーのお店といってもよい。クルマエビのスパゲッティーはまさに崎枝産の地元のものだ。観光客で混んでいるが致し方ない。

7,「ハイビスキャット」桃林寺の並びにある。スペイン料理のお店。お店のご主人がとても気持ちの良い方である。パエリアがなかなか良い。問題はパエリアは3人前の事前注文ということで、普段食べるわけにはいかない。ほかの料理も日本人に合うスペイン料理である。ご主人の味の感覚がいいのだと思う。きっとスペイン人は違うというのかもしれない。私は日本人だからその方がいい。

8,「ガロパン」スパゲッティーとピザのお店。名前も不思議だが、変わった場所にある。わかりにくい場所だ。家も普通の家である。靴を脱いで入らなければならない。かなり入りにくいのだが、味はなかなかである。

9,「ひらのや」日本そばがある唯一のお店。市役所の南隣。三崎町の中にある。そば屋として、すごいというほどではないのだが、そばが普通にそばである。石垣にいると、そばを食べたいなと思うこともないとは言えない。そういうときにはこのお店に行くしかない。

10,新しい店に入るのは好きだから10番は残しておく。
美崎牛本店を10位にくわえる。昼の焼き肉定食1000円は極上である。本当のうまい肉がこの値段とは驚く。昼はすぐ満席になるので、12時前に行った方がいい。場書はシード線ぞいで、旧八重山病院のそばである。ご飯やスープを自分でよそれるところもいい。

 - 石垣島