あしがら農の会味噌つくり募集中

   


収穫された大豆。小田原の家で乾燥をしている。

 あしがら農の会では味噌造りをもう20年以上している。大豆を作るようになってからでも随分長くなった。とても味が良い味噌ができる。味が良い理由は、小糸在来種という大豆にある。この大豆を有機農法で作っている。

 様々な有機大豆を、ゆでて味比べテストをしてみたが、あきらかに農の会の小糸在来種が美味しい。手前味噌と言うことはあるが、目隠しテストで全員の選択であった。それ以来他の大豆には関心が無い。

 農の会では味噌造りをすると言うことは大豆を作るところから始める。お米を作り、米麹を作る。作物に関わる所から始めて、自給の味噌造りをすると言うことだと考えてきた。大豆栽培を体験してみて始めて、味噌を作ると言うことがどういうことだか分かるのだと思う。

 今年は珍しく大豆の会参加者以外にまで募集できる沢山の大豆ができた。大豆は誠に不思議な作物で、これで作物の生理が把握できたという感じがまるで無い。まだ、今年は何故か上手くいったというぐらいである。

 上手くいったと言っても反収で300キロまでは行かない。有機農法で、在来種で作るとこのくらいが限界なのかもしれない。しかし、豆を見ていると、例年以上の味に違いないと思う。

 農の会の味噌造りはお祭りである。“自給祭”が表のお祭りであるとすれば、内々のお祭りとなる。みんなでMAGOの森という巨木の森に集まり、巨大なお釜でわいわいと楽しく味噌を仕込む。これがほんとうの人生の楽園の楽しさだと思う。

 私は暗いうちから三線を持って、参加をする。下手な唄を唄いながらたき火を囲む。そんなこんながたのしいので、寒いのに味噌造りには小田原に行きたくなってしまう。昼食は1品持ち寄りでみんなで食べます。これがすごい料理が例年集まり、驚きです。今から、味噌料理を考えています。ゴウヤの味噌漬けなどどうだろうか。石垣牛の味噌漬けの方が、喜ばれるか。

 今年は以下書いた要領でのこり数口を一般募集をします。滅多に無い機会だと思います。是非この機会を逃さず参加してみてください。味噌造りにはでれないが大豆は食べてみたいという人には、笹村が勝手にですが、メール連絡をいただいた方に大豆を味見用くらい送らせてもらいます。

 枝豆で食べても、とても美味しい品種です。この小糸在来種からできた農の会大豆に種として興味のある人には、種を送らせてもらいます。ただ、大豆は土を選ぶようです、場所が変わると味が変わるようです。

 笹村までメール sasamura.ailand@nifty.com で連絡ください。

 募集は最大40口まで(1口で味噌の仕上がりが約10キロ)

10キロは消費し切れず、興味がありながらも二の足を踏む方という方も多いので、今年も半口単位の申込を受け付けます。
しかし、セイロで米を蒸す際の組み合わせが複雑になるので、できるだけ1口単位でお申込みいただけると助かります。
(お知り合い同士で組んで1口申込み。。。という手もありますよ)


【1月19日(日)麹の仕込み】
1口あたり2升の米を蒸して麹菌を仕込みます。(作業時間2~3時間)
その後2日間ほど、自宅で温度管理して発酵の手助けをし、完成させます。

最初の12時間以降は付きっ切りでなくても、どうにか温度管理できますが、出かけっぱなしのご予定がある方は難しいと思います。ご注意ください。


【1月26日(日)味噌の仕込み】
大豆を大釜で煮て各自が仕上げた米麹と塩と混ぜて1口約10キロの味噌を仕込みます。
朝9時から午後3時頃まで終日作業の予定です。

1月18日と25日に、それぞれ翌日の【準備作業】があります。
人数が集まれば早く完了するので、是非皆さんご参加下さい。

【参加費】
大豆栽培作業に参加した方 1口2,000円
味噌づくりのみ参加の方  1口5,000円
(半口希望の方も受付可)

☆★☆★☆★今年は参加費の割引制度導入☆★☆★☆★

《割引その1》準備作業に出ると1回1口あたり250円引き!
→栽培作業に参加した人で準備作業両日出ると、1口1500円に

《割引その2》2口申し込みで、さらに2割引き!
→準備作業に出ない場合、2口4000円が3200円に
 2回準備作業に参加すると2400円で2口作れちゃう!

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【お問合せ・申し込み】
藤崎智子
E-mail: tomokofujisaki@silk.ocn.ne.jp
なるべくメールでお願いします(*^_^*)

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