小田原周辺の日帰り温泉

   

相変わらず日帰り温泉に行く。サウナに入ると肩こりが取れるのでつい行きたくなる。大勢の人と風呂に入るという雰囲気も好きだ。一番行くのは「コロナの湯」である。安いし、比較的近い。知り合いともよく合う。施設的にはごく普通のもので、特別特徴がある訳ではない。最近困っているのは、私としては、震災以来だと思うのが、温泉が変化して入れなくなったことだ。震災の後、黒い様なお湯にしばらく変わった。温泉が出ないという話も聞いた。その内前のようなお湯は出るようになったのだが、入ると皮膚に湿疹が出る。もちろんお湯に問題があって湿疹が出るとも言えないのだが。塩化温泉というものと皮膚が合わなくなったという感じである。この調子だと、海にはもう入れないと思う。塩素消毒がいけないのかと思っていたが、温泉以外では問題がない。温泉に行って、温泉に入れないというのもどうかと思うが、結局一番行くのがコロナの湯である。

コロナの湯のサウナにはテレビがある。テレビを見る以外、やることも無いのでよくよく見ている。それで他の人の感想など聞いていると、世間の様子が分かる。しばらく前、故障していた。すぐに直しますと貼紙がしてありながら、1月ぐらい直さない。それで本を持ち込んで読んでいた。そうしたら、職員から読まないでほしいと怒られた。読んではいけないという表記はどこにもない。表記があるのはすぐテレビをすぐ直すという事だ。1カ月はすぐなのか。と抗議をした。翌日、テレビは治った。と言いながらもコロナの湯にはとても感謝をしている。これがなかったらどれほど困るだろう。16日と、26日は風呂の日という事で、回数券ではいるとしても、無料券が一枚もらえる。つまり半額ということになる。友人が安い回数券を世話してくれたので、工夫すれば1回300円前後で入れる。何か贅沢をしているという、申し訳なさはあるが。いい訳になるが、衰えをカバーする身体の状況である。

次に行くのは、「おんりー湯」である。大雄山の山の中にある。森の中の夕暮れ時は他にはない良さがある。最近、知られてきたのか、それなりに人が入っている。これでやっと無くならない安心感が出来た。宵券という回数券があって、5時から900円で入れる。高いので、行くことは少ないのだが、ここの露天風呂でしばらく寝ていると、心身が生き返るようだ。ここの温泉では湿疹が出るようなことはない。むしろ良くなるような気がする。サウナもあるのだが、おんりー湯ではただ、露天ぶろで暮れて真っ暗になるまで、空を見ている。1時間半ほど入っていたことがある。そのとき私の前に来て、私の後まで入っていた人がいた。時間に余裕のある時にはゆきたくなる「おんりー湯」。その次に特別の時に行くのは、一番気に入っている、平塚の「湯快爽快」である。肩こりが取れないときここの打たせ湯に当たるとだいぶ良くなる。2台あるのだが、案外に使う人が居ないんぽは不思議である。小田原にあった頃は、順番待ちでなかなか使えなかった。

ついでがあれば、行くのが秦野の湯花楽である。ついでというのは大体は、カインズホームである。カインズホームには、湯花楽のついでに行くのである。ここの特徴は2種類の低温サウナである。サウナで寝ていることが出来る。コロナの湯にも低温サウナはあるのだが、着替えて遠くまで移動しなければならないので、面倒くさくてだめだ。湯花楽では裸のままである。これも以外に入る人がいない。冷たい雪が降ってくるというものまであるのだが、これははいったが、駄目だった。それより、水ぶろがそばにあった方がいいと思う。難点がもう一つあった。サウナに流れる音楽である。何か昔で言えばテープが伸びてしまったような調子はずれで、音の狂いが気になってしょうがない。大体ゆくのは、この4か所である。

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