大豆の断根・摘心・挿し木経過
7月1日に播種した大豆だから、8週が経過した。苗を植え付けてから6週間が経過した所である。全部で3000株を植えた。活着するまでに50株から100株ほどが枯れた。植え付けて、1週ほどした所で白絹病が出て、これでまた200株くらいが枯れた。現在2700株が成長している。隣の畑で、昨年も大豆だった所になんくるさんが直播をしているので、土中緑化法と普通の直播栽培がどのように違いがあるのかを、確認しながら栽培が出来るという好条件である。なんくるさんの大豆は、草一本ないというきれいな栽培である。手をかけているというより、手順がとてもいいので、草を出さない。早め早めに土掻きをしていている。土の状態がそもそも土掻きしやすく整備されている。昨年直播の種がすべて失敗に終わったことを思うと、野菜の栽培は丁寧な心づかいがないと無理だということが、しみじみ分かる。昨年鳩が来ていたので、鳩に食べられて発芽しないと決めつけていたが、どうもそうでもなかったようだ。
大豆の生育は順調である。25日大豆に花が咲きだしている。花が来た状態を思い出すと、例年よりがっしりしているように見える。分枝が多いようにも感じる。去年8月28日に草取りをしているが、その時の記憶では、株はもっと大きかったが少し間のびしていたように感じた。その時はこれは採れると思ったのだが、結局は200キロ切る位になってしまった。葉ばかり山のほととぎす。大豆が良いか悪いかは、軸の太さが肝心なようだ。葉が大きく沢山あっても、案外な結果になる。ひょろひょろではだめだ。稲葉さんの栽培によると、花が咲いたらば水は多く。追肥を行うとある。水を多めは雨ばかりだから、そうならざる得ないが、果たして追肥の方はどうだろうか。葉っぱの色などから見ると、どうも追肥を吸うことは不安だ。無難に行くならこのままでもいい。一部だけ追肥をするか。
写真の通り草だらけである。この位ならこのままでもいいかなど考えている。2つ理由がある。草がある方が、根ぐされがしないのではないか。隣の田んぼからの水がどうしても引かない。加えてこのところの雨である。草を取ると、白絹病が再発する恐れがある。今のところ病気が治まったのは、草が水分を吸ってくれたからのように思うが。もう一つは虫である。草があった方が、虫が来ないような気がしている。この辺も良く分からない所であるが、稲葉さんも有機農法でやるなら、叢生栽培もありと書いている。一部だけ草を取ってみるか。しばらく前から28日に作業をしようかどうかは、考えてはいた。考えながら決断できず、今日になってしまった。いずれやるならば、28日の日曜に緊急作業となる。どうしようか。この辺が協働の畑の作業連絡は難しい。周辺の草刈りはいずれ必要とも思われる。少しだけでもやり実験と言うことにしようか。
なんくるさんの大豆も良く出来ている。播種が2週間は遅いのだから、花も当然少し遅くなるのだろう。状態の評価はブログに記載されている。大豆はまだこのあたりでは収量は分からない。今までも、肩透かしが多かった。山の畑で作った時、台風で軸だけ残りすべてが千切れ飛ばされ、全滅と言うこともあった。不安は、白絹病である。昨年も9月に入ってから、徐々に広がった。風通しを良くとも、言われているのだが、なにしろ密植状態なので、風通しは明らかに悪い。来年はまず50センチ間隔を忘れないようにしたい。今年は実験である。一部だけでも稲葉さんの方式でやらないことには、来年の方針が経たない。追肥もやれるだけはやってみよう。何人の参加でも構わないので、呼びかけることにしよう。