茅ヶ崎「湯快爽快」

   

昨夜は急に茅ヶ崎に出かけた。大事な約束を忘れたままで、出かけてしまった。茅ヶ崎に、モンベルクラブの店があるので、そこに行きたくなってしまった。火曜は養鶏の日で、暗くなった5時まで、目一杯働いてていたら、カヨ子さんが茅ヶ崎に行かないかと持ちかけた。夜の10時まで茅ヶ崎のモンベルクラブはやっているという。以前から、茅ヶ崎の「湯快爽快」には行きたかった。「湯快爽快」に行くならと行くと条件を付けて、出かけた。風呂の事が頭によぎったとたん、全てを失念してしまった。茅ヶ崎まで行くと、家から1時間はかかる。風呂屋に一時間もかけて出かけると言うのは、おかしなことだが。一日力仕事をすると、この疲れを取るには、風呂屋しかないような気に成る。

モンベルクラブは茅ヶ崎のジャスコの2階にあった。ついたのは6時過ぎだが、小1時間ほどいたけれど、他にお客さんが居るようでもなかった。12月はスポーツ品店のかき入れ時の筈。それにしても、茅ヶ崎は都会だ。町の雑踏と緊張感が東京と同じだ。商品は、小田原には売っていない物をずらりと並べている。湘南の感じとモンベルのセンスは合うかも。全商品サイズがそろっていると言う所がいい。もちろん私の目当ては手袋だ。実はそこで手に入れた手袋で今書いている。実に具合がいい。暖かい。滑らず、フィット感がいい。フリーズの手袋だ。指の曲がりが負担無く弓なりというところがいい。迷わず女性用のところに行ったわけだが、Lサイズをしたら、大きい。いよいよそういう時代が来た。わたしにはMサイズならいい。カヨ子さんは何やらあれこれ見ているので、店を一回り見ると、何と欲しかったタイプの帽子がある。その昔、弘前で買った奴。黒で、つばがあり、耳の所を下ろせる。顎のところで紐を結べば、完全な雪国のおっさん帽子。今かぶって書いている。耳が暑いくらいだ。

ジャスコで、食品まで買った。出る頃には案の定、喉をやられていた。いがらっぽい。さすが都会だ。湯快爽快はすぐそばにあった。900円。駐車場は無料。すぐ止まれた。中のシステムは酒匂にあったものと少し違う。基本は万葉の湯に近い。下駄箱番号の腕輪で中での代金を管理する。夕食もここで食べて見た。おいしくはないが、風呂の前には腹ごしらえは必要。中はすごいレベルだ、10タイプ以上の風呂がある。サウナも3タイプある。すごい。素晴しい。あちこち入らなくちゃならないので、目が廻るようだ。スチームサウナの40℃の部屋では、黒御影石の湯の流れる寝床。これは何ともいい。疲れがどこかへ消えていった。石鹸を使わないので、日頃汚い汚いの濡れ衣を着ているので。70℃の塩サウナで、ふんだんにある塩でごしごしやった。頭から全身塩まみれで、人汗かく。あぁー、なんと言う贅沢。

合間合間には、強烈な打たせ湯を3回。これは水のバツーカ砲だ。背中にある怪しげなコリもこれで何とかできるかもしれない。水風呂が17℃台。この温度も実は大事。しかし入ってみると、19℃はありそう。どこでも温度計は壊れている。浅いところがいい。階段状の所を、上り下りしながら入る。足は運動しながら冷やすのがいいのだ。スーパージェットバス。ジャグジー露天風呂。檜のごろ寝風呂。信楽の壺湯。全く、夢のような風呂だ。茅ヶ崎駅から無料の送迎バスがあるようだ。ここで、ピーンと閃いた。東京からの帰りの、茅ヶ崎一時下車パターン。東京で一杯やる。茅ヶ崎まで来て、少し酔い覚めて、風呂に入る。小田原につく頃にはシャッキリだ。今月はこのパターンがすぐにもありそうだ。ワクワクする。

 - 日帰り温泉