シーラ原田んぼの始まりを今見ている。

   

田んぼ入水口付近。今中干しである。

 田んぼの案内募集は、高梨さんという水彩人のホームページの管理をお願いがしている方に、代行して頂いた。こんな文案でよろしくお願いしますと、朝表示を依頼した。お昼に家に帰ると、すでに10名を超える希望が来ていた。夜には20名を超えていた。

 「自給のための有機農法の田んぼ参加者募集」
1,自分の食べるお米を自分で作って見ませんか。
2,費用はかかった分を人数で割ります。一万円ぐらい。
3,お米50キロが目標。
4,場所は名蔵シーラ原の一番景色の良い田んぼ
5,活動日は10回ぐらい。7月から11月。
6,道具はこちらで用意します。
7,有機のイネ作り33年の笹村出が指導します。
8,希望者はsasamura.ailand@nifty.comに申し込んで下さい。
ーーー以上が掲載して貰った文章である。

 人は集まるとは思っていた。いままで石垣島で接点のある人との話で、米作りには興味があるだろうと思っていた。しかし、これほど一辺に人が集まるとは思っていなかった。やはり、どこでもお米を自給する技術には多くの人が興味を持つ時代になっているのだとと思う。

 是非とも全国で同じような動きを始めて見て貰いたい。有機農業で田んぼをやる技術さえあれば、必ず良い人の集まりになるはずである。有機農業の目指すところを共有できればあとのことは何とかなる。

 子供の居るお母さんが多いようだ。子供に田んぼを体験させたいと言う気持ち。そして安全な食べ物を食べさせたいという気持ち。全く当たり前の事である。皆さんには昨日夕方に返信として、以下の文章を送らせてもらった。

シーラ原の有機の田んぼへ関心を持って頂いた皆さまへ

20名の方に一日目で興味を持って頂きました。
石垣島の希望を感じた一日でした。ありがとうございました。

小田原では今年も一反5畝の田んぼを復田しました。
25日から田植えで小田原に行きます。

名蔵アンパルの会の山崎さんと干川さんの協力で名蔵シーラ原で田んぼを始めることになりました。
石垣島で田んぼが減ってはならないとの思いです。

皆さん色々状況が分からず、お問い合わせと言うところかと思います。
小田原でやっているあしがら農の会方式でやろうと考えています。
もう30年近くやってきた方式です。200名の仲間が居ます。

参加に決まりはありません。可能な限界まで緩やかな関係です。
名簿も作りません。会費もありません。
費用は掛かったものを人数で割って負担するだけです。
誰も儲かりませんし、損もしません。

人数が多ければ、ひとり当たりの負担金は減りますが、分配のお米は減ります。
体力のある人も、体力の無い人も同じです。全部出た人も、休みの多かった人も同じです。
小さな子供さんは大歓迎です。子供の笑い声も参加者の力になると思っています。
理想主義的すぎると怒られますが、自給のための田んぼくらい理想主義でやりたいです。

石垣で初めて試みる方式です。
皆さんのご意見を調整して進めたいと思います。

参加日時を皆さん気にされているようですが。
事前に決めたいのですが、田んぼでは現在、一期作目の稲が生育しているところです。

場所はシーラ原で一番高いところある田んぼです。
バス停から歩いてくることも出来ると思います。

今のところ、一期作のイネの稲刈りがいつになるかすら分かりません。
日程が分かり次第皆さんに連絡をしますが、小田原の稲の生育と、石垣ではまるで違います。
正直決められない感じです。

小田原では事前に一年間の日程を決めてしまいます。

基本は、土日を活動日にします。
ただし、雨などでとつぜんの変更もあります。
と言っても、都合で参加できないのは当たり前のことで、
やれる人がやるだけです。

考え方としては、やれる人がやる。必要な人が貰う。
こういう考え方です。資本主義的ではありません。
自分はすごく働くから、休みの多い人に腹が立つという人は無理かもしれません。
気持ちよく、楽しくやれればそれでいいと思っています。
何か訳の分からない説明ですが、こんな理想を探している自給のための田んぼです。

具体的なことが決まり次第皆さんに連絡をします。
ブログに田んぼのことを書いていますので、そこである程度確認できるかと思います。
地場・旬・自給 (goo.ne.jp) https://blog.goo.ne.jp/sasamuraailand

何でも遠慮無く相談下さい。

笹村 出

と言うことでシーラ原田んぼが始まりそうです。

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